ここに来てからというもの、何げない日常のありがたみが強く、強く感じるようになった。
水だって、蛇口をひねると出てくる。
ここでは、毎日必要分を1キロ以上歩いてもってこないといけないのだ。
貯めておいたこともあるが、水が腐ったのか、変な匂いや腹痛があったとのことで、一定期間以上は貯めておけない。
特に有難いと感じたのは、卵だ!
鶏が一匹しかいないので、卵は一個。
その一個を分けるためにジャンケンを行なった!
ジャンケンをあんなに本気でしたのは、小学校以来だろうか?
幸い勝つことができ、私たち四人は分けて食べられた!
すごく簡単な目玉焼きが、カラダ中に行き渡る感動させるような味に思えた。
あの、レオナさんも、味付けは塩だけの目玉焼きに感動して涙を流していた。
もし、ここが、日常を蔑ろにした者たちの地獄だとするならば、もういいのではな
