サザエさん-日々の暮らし(12)

カツオ君の疑問 プラステックとは何?サザエさん教えて!

朝日文庫版3巻〔111頁〕・昭和25年
『サザエさんが、コタツに入って、足袋の繕いをしています。傍には、カツオ君が、寝そべってコタツに入っています。カツオ君が、サザエさんに尋ねました。「おネーさんプラステックってどんなものなの?」。サザエさんは、「そうねェ・・・」と考えているようです』
『サザエさんは、「なににたとえたらいいかしらネ・・・」と周りをキョロキョロ見渡しています。カツオ君は、コタツから身を乗り出して、答えを待っています』
『その時、サザエさんのお父さんも、コタツに入って、新聞を読んでいました。周りを見渡していたサザエさんは、お父さんの顔に視線を止めて、ジーッと見ています。何か答えが出たようです。カツオ君は、身を起こして答えを待っています』
『ところが、サザエさんは、お父さんの顔を上目遣いに見ながら、困ったように、恥ずかしそうに、「そうねー・・・・・・」と言うだけで、なにも教えてくれません。カツオ君は「ねーどんなの?」と催促しますが、黙っているだけです』

以前、この四駒漫画は、四駒漫画(387):サザエさんのお父さん(1)のブログで、取り上げていました。その時も、プラステックが、お父さんの顔とどんな関連があるのか分かりませんでした。
プラステックは、合成樹脂のことで、今、通常プラスチックと呼び、昔、市場に出回った当初は、プラステックと言っていたのでしょう。今も、この読み方は、残っているのではないかと思いますが、株式会社プラステック○○と称する会社があるかもしれません。
今、再度、この四コマ漫画を読んでみても判らないのは、“サザエさんが、知っていたプラステックの概念を、何かに例えよう、と見回して見たお父さんの顔との関連です。
プラスチックは、広辞苑には「可塑性があり、加熱により軟化し、任意の形に成形できる有機高分子化合物の総称」とあります。サザエさんが、此処まで正しく理解していたとは思えません。
サザエさんは、どのように理解していたのでしょう。以前にも書いたように、「少年の頃、初めて、アメリカ土産に貰ったナイロンの靴下を履いてみて、驚いたことは、綿や毛や絹の靴下のように破れないことでした。これがプラスチックというものに驚いた初めての出会いでした。
多分、カツオ君が、プラステックてどんなものとサザエさんに尋ねた頃も、ナイロンの靴下が出回り始めた頃だと思います。
しかし、サザエさんが、お父さんの顔を真正面から見て、プラステックとお父さんの顔がどのようにカブッタのでしょう。どうしても判りません。
お父さんの顔を改めて真正面から見てみます。
先ず、顔の真ん中に鼻があります。この鼻は、少し団子鼻のようです、老眼鏡の眼鏡越しに見える目は、決してパッチリしているとは言えません。耳は少し大きめのようです。その耳の直ぐ上には、髪の毛が残っています。しかし、何時も言っているように、その上部は、髪の毛はないのです、いわゆる禿げているのです。そして不思議なことに、ハゲ頭の天辺には一本だけ髪の毛が生えているのです。
さて、サザエさんはこんな顔を見て、プラスチックの何と関連付けようとしたのでしょうか。しかも、思いついたのは、カツオ君にも言えない、お父さんにも聞かれたくない、何なんでしょう?
サザエさんが、特に、視線を集中させている父さんの顔は、鼻です。
取ってつけたような団子鼻を見ているうちに、お父さんの鼻が、プラススチックで作ったもののように見えてきたのでしょうか?
「融かして固めればお父さんの団子鼻でもできるものなのよ!」
と教えようとしたのでしょうか?
ても、この例えでは、いくらなんでも駄目だと思い直したのでしょうか?
しかし、判りません。サザエさんに聞いてみたい。
サザエさん、
“お父さんの顔が、プラステックとどんな関連があるのですか?そして例えられないのはなぜですか?”
教えてください!