サザエさんの面白い落ち(117)
カツオ君、そんな間違いをするとお姉さんが可哀そうだ!
朝日文庫版34巻〔123頁〕・昭和42年
『サザエさんとカツオ君が、居間に向かい合って座っています。サザエさんはエプロンの腰紐を締めているところです。カツオ君が、サザエさんに「タマネギきざむとき、ナミダが出て困るでしょう」と言っています。サザエさんは、真面目に「こまるこまる」と返事をしています』
『すると、カツオ君は「そのときひときれ鼻に挿し込むといいんだって」と教えました。サザエさんは、有難そうに笑顔で「あらそう!!」と言っています』
『一人になったカツオ君は、【ものしり】の本を開いて読んでいます。ハッと気づき、「アまちがった」と独り言を言っています』
『台所の調理台の上に切りかけのタマネギが乗っており、その傍に包丁を持って、ツーンと目にくるタマネギの刺激に大粒の涙を流しているサザエさんが立っています。ソーッと襖をあけて台所を覗いているカツオ君が「一切れ口に咥えるんだったョ!」と泣きごとを言っています』
カツオ君は、これからどうなるでしょう。
恐らくカツオ君は、頭の上にタンコブを作ることになるでしょう。
カツオ君に、タマネギを切る時、一切れのタマネギを鼻の穴に差し込めば、涙が出ないと教えられ、サザエさんはその通り、やってしまつた。
そいうことは、私はやったことはありませんが、涙が止まる訳はないでしょう。
タマネギは何回も切ったことはあります。必ず涙を流しました。
カツオ君が、言うものですから。
玉葱を切る時涙が出ない方法を調べてみました。
7つの方法があるとありました。
1玉ねぎを切る前に1時間ほど冷蔵庫で冷やす。
包丁を冷やしておいてもいい。
2.電子レンジで温める。
ラップをかけて20秒ほど。
3.素早く切る。
4.鼻にティッシュを
5.割り箸を口にくわえながら着る。
6.玉ねぎを着る間、舌を上あごにくっつける。
7.口を開けたまま切る。
参考までに
涙が出る原因:たまねぎにはにおい成分である硫化アリルという物質が含まれ、
それがたまねぎを切るときに気化して目の粘膜を刺激するから
硫化アリルが鼻や目の粘膜を刺激すると、神経から「涙を出して洗い流せ」という信号が出ます。粘膜を守るための、自然な体の反応です。
とありました。
しかしながら、カツオ君が最初に言った、
「そのときひときれ鼻に挿しこむといいんだって」
はありません。
タマネギの一切れを鼻に挿し込めば、一切れのタマネギから揮発性の催涙性硫化アリルは、鼻腔中の催涙腺を直接刺激し、大粒の涙が出てくるのは間違いないでしょう。
一切れ鼻に挿し込むのではなく、一切れ口に咥えるでした。
こんな方法は、上の7っの方法にも記載がありません。
カツオ君が調べ直して、気付いた
「一切れ口に咥える」方法も、効果があるのでしょうか?
効果ありそうですが、試してみる気にはなれません。
カツオ君は、お姉さんにイタズラしようとしたのではなかったんだね!
タマネギを切る時出てくる涙対策をサザエさんに教えてあげようとしが、調査不足だったんだ。気をつけよう!