サザエさんの床屋(1)
床屋さんは、風邪がはやっていてもいなくても、マスクはチャンとするものだよ。それが床屋のマナーというものだ.。
朝日文庫版、45巻〔1頁〕・昭和48年
『ハンドバックを持った和服のお婆ちゃんが、首をすくめ、大きなマスクをして、「コンコンコン」と咳こみながら街を歩いています、サザエさんに合いました。サザエさんが、おばちゃんに、「オヤ、おカゼですね」と挨拶しています』
『互いに行きすぎて、サザエさんが「おだいじに」と声をかけると、おばあちゃんは、サザエさんを振り返っています』
『サザエさんが、おばあちゃんとも離れて、歩き続けていると、白衣を着て大きなマスクをしたお爺さんと合いました。サザエさんは、マスクをしたお爺ちゃんに、「オヤ、おたくも?おだいじに」と声をかけました』
『マスクをしたお爺ちゃんは、サザエさんに声を掛けられ、「そそっかしい、オレしょっちゅうかけてんじゃねぇか」と文句を言いながら、サインポールが店の入り口でクルクルまわっている床屋の中に入っていきました。お爺さんは、その床屋のご主人でした』
今年の冬は、もう既に寒い日が続いています。
余りの寒さに、外に出るのが嫌で、家に籠っていました。
その内、髪の毛がドンドン伸びてしまい。
首の回りが、髪の毛が覆い、うっとうしくなります。
もう限界だ。
今日も寒く、カゼは引いてはいませんが、マスクをして、床屋さんに出かけました。
床屋さんの中では、髭を剃って貰いますから、マスクはしません。
理容師さんもマスクはしていません。
理容師さんに、風邪を引いた人はいないようです。
安心して髪を切って貰える、健康なお店でした。
このお店には、健康なお客さんばかりです。
マスクをしていません。
ア・・・、当然でしたね。
皆さん!みんな髭を剃りますから。
長い髪も切ってサッパリ、少し頭が寒いが、スッキリしました。
理容師さん達がマスクをしてなかったと言うと、
「そそっかしい、オレしょっちゅうかけてんじゃねぇか」
と文句を言った床屋のお爺ちゃんは怒るでしょうね!
「床屋さんは、風邪がはやっていてもいなくても、マスクはチャンとするものだよ。それが床屋のマナーというものだ」