サザエさん-落ちが判らない(13)

 

大人が遊園地で遊んでいます。何故だろう?

 

朝日文庫版23巻〔41頁〕・昭和36年

『サザエさんが、スカートをヒラヒラさせながらブランコに乗っています』

 

『60才を過ぎているだろうと思われる和服を着たオバサンと同じ年ごろの洋服を着たオバサンが、シーソの両端に座り、ギッタンバッタンと遊んでいます』

 

『スーツを着た60才を過ぎているだろうと思われるオジサンが二人、滑り台で遊んでいます。一人が神妙な顔をして滑降部の滑り面の上を滑っています。他の一人は、鉄パイプで作られた昇降部のパイプを掴み、足を踏ん張って登っています』

 

『○○○○』

 

年老いたオバサンとオジサン達が、遊園地に集まり遊んでいるようです。

年老いて、余ほど暇を持て余し、遊園地で遊ぼうよと、集まり、其処にある滑り台やシーソで遊んでいるのでしょうか?

それにしてもサゼさんは、まだ若いのに、その遊園地でブランコに乗って遊んでいます。

この人達は、単に暇だから、遊んでいるのでしょうか?

何だか変です。

回りに子供達はいません。

どうも、遊んでいるのは、サザエさんとオバサン達とオジサン達だけのようです。

 

もう随分のお歳だから、遊園地で遊んでも楽しくない筈です。

遊園地で遊んで何をしようとしているのでしょう。

遊んでいる様子からは判りません。

 

『○○○○』見てみます、判りました。

 

『○○○○』は、こんなことでした。

『サザエさんとオバサン達とオジサン達は、一か所に集まり、話し合を始めました。足元には、「遊園地」と書いた立て札があり、オジサン達は、巻き尺を持ち、オバサン達は鉛筆でノートに何かを書き込んでいます。巻き尺を持った、鼻髭の太ったオジサンが「はたしてこどもの遊び場にてきするか」と深刻な顔をしています。サザエさんも顎に手を当て考え込んでいるようです』

 

この人達は、市会議員さんたちでしょうか、あるいは近くの民生委員の人達なのでしょうか。こんな人達の中にサザエさんも加わって、この近所の遊園地が「子供の遊園地として適当かどうか」を調べていたんですね。

遊園地に備わっている遊具類が、こどもたちに適当か 危険はないかどうかを、主に調べたようです。

 

サザエさん、顎に手をあて深刻な顔をしていますが、何か問題ありましたか?

子供たちの集まる遊園地ですから、遊園地の周りの環境も十分調べてください。

変な人がうろついていないかも調査してください。

遊び道具の不具合いで怪我をしないよう注意することも大事ですが、不良者の人災にも十分注意を払っておかないと大変なことが起こらないとも限りません。

 

子供達の遊園地として危険がないかは、遊び道具だけを調べるだけでなく、最近は、付近を不良者がうろついていないかも、よく調べておくことが重要です。大変危険です!