たのしい釣り(2)
僕は4年生になって、海釣りに夢中になっています。
10月2日に磯子の海釣り施設に釣りに行き、大きなアジを釣ったことを紹介しました。
昨日は、未だ春は遠いですが、少し温かいと天気予報が出ていたので、弟と一緒に、家族で横須賀の海釣り公園に、釣りにいきました。
10時ころ家を出て、途中でアミエビ、赤イソメ、赤エビなどの餌を買い、公園に11時頃に着き、直ぐに釣りを始めました。
2月に入ったばかりで寒い冬ですが、今日は予報通り、暖かい日でした。
しかし、風は冷たく吹いていました。
今日は、じっちゃんも一緒です。
若い頃、投げ釣りをしていたそうです。
教えてやると偉そうに言っていましたが、餌の赤イソメを気味悪がり、針を僕の方に出すと「つけてくれ」と僕に言いつけました。
僕が、針に餌を付けてあげました。
3人とも、岸から糸を垂らして、釣りを始めました。
しかし、今日は、当たりがありません。ここには、何回も来ています。その度に、数匹釣って帰りますが、今日は魚がいないのかな?
と思いながら、釣りを続けていました。
ところがお腹が痛くなり、釣りを続けられません。
おかしいな!今朝、早く起き張り切っていました。
しかし、出かける前、トイレに行きましたが、ウンコが出ませんでした。
どうやら、海岸に来て、お腹が冷えて、急に気分が悪くなったようです。
釣るのをギブアップし、駐車場の車の中で横になっていました。
折角来たのに残念だなー!
お父さんとじっちゃんは、まだ釣り続けています。
「オーイ釣れたぞー」
とお父さんが叫びました。
車の中まで聞こえてので、僕は飛び起き、お父さんの所に駆けつけました。
小さなカレイが釣れていました。
「やっと釣れたぞー」
と喜んでいます。
しばらくして、お母さんが、「もう帰ろうよ」と言いましたが、じっちゃんがまだ一匹も釣っていません。
触るのも嫌であるらしい餌を我慢して針につけ何回も海に投げていますが、満潮と一緒の押し流されてくる海草の塊を釣り、それを取り除くのに四苦八苦していました。
しかし、じっちゃんは、魚も満潮と一緒にやってくるからきっと釣れるぞと言って止めようとしません。
僕は、気分が冴えず、また、車に戻り、横になっていると、じっちゃんが「やったー」と叫んでいます。車から見ると、何やら釣っています。
僕は車から飛び出し、駆けつけました。
糸の先に確かな形の魚がぶら下がっていて、地面に落とすと、ピヨンピヨンとはねています。
僕は、軍手をつけ、魚を押さえ、針を取ってあげました、胴も確りと大きく、強く跳ねています。
海水を汲んだ、水汲みバケツに入れるとバシバシと力強く跳ねました。
元気のいいカサゴでした。
「やったね、じっちゃん」というと、嬉しそうにニコニコしていました。
布バケツに、お父さんの魚とじっちゃんの魚が入っています。通りがかりの人達が「何が釣れますか」と布バケツを覗き込むので、「今日はカレイとカサゴが釣れました」と、教えてあげました。
オバサン達は「マー!カレイが釣れるの」と驚いた様子でした。
帰りに、市場に行きました。そこでは魚も売っていました。
マグロの刺身を買いました。
家でマグロの刺身を食べました。
大変美味しく、僕は
「今日の釣りはおいしい」
と沢山食べました。
もう、その時は、お腹の調子は治っていました。