カツオ君!(20)
カツオ君、店のお爺さんが嫌う悪い癖で立ち読みするのはやめよう。
朝日文庫版14巻、昭和30年
『つるつるにはげたお爺さんが、座布団に正座して、昔風のタバコ盆をそばに置いて、遠くを見ています。お爺さんは、「また来たな、しょうがねえや、あのこ」とこぼしています』
『そこは、小さな本屋さんでした。壁には「○クラブ」「□の友」「△ブック」「☆世界」と書いた貼り紙があります。お爺さんは座っているところから立ち上がり、お店の方に下りて行こうと、下駄を履きながら「ページをめくるのにいちいちつばをつけやがってからに」とこぼしています。雑誌が並んだ台のそばに、カツオ君がいました。彼は左手の上に雑誌を拡げ、右手の指先を、舌を出してなめているところでした』
『お爺さんは、ハタキを持ち、カツオ君の頭をハタハタとはたいています。はたかれたカツオ君はうるさそうに振り返り、雑誌をパタンと閉じました』
『カツオ君は、その本屋さんから立ち去っていきます。それを見ながら、お爺さんは、カツオ君が読んでいた雑誌を取り、折印がされたページがある雑誌を開いて、「またおりじるしをつけていった」とこぼしています』
サザエさんの4駒漫画です。
昔、小さな本屋さんで、立ち読みの撃退法は、ハタキでハタクのが、有効です。
ハタハタとやられて読み続けることは出来ないでしょう。
指の先をなめてページをなめる。
売り物の書籍に折り印をつける。
雑誌に折り印をつけてパターンと閉じる。
立ち読みのいやな行為です。
カツオ君はそんな悪い癖を平気でやる子で、店のお爺さんに嫌われています。
ページをめくるのに、指先にツバをつける人、たま~に見かけたことも見ることもあります。
嫌ですね、これは!
気持悪くなります。
カツオ君がこれをやる!
いやな子ですね!
こんな癖は治そうカツオ君!