四駒漫画(439):サザエさんのお父さん(53)
サザエさんのお父さん、また、大工道具を何処に置いたか思い出せません。
朝日文庫版40巻、昭和45年
『お父さんが、物置の戸を開いて、中を引掻きまわして何かを探しています。大汗をかいていることから、探している物が、なかなか見つからないようです』
『次は、丸椅子の上に乗り、背伸びして棚の上を探しています。見つかりません、大汗を掻いています』
『お父さん、探しているものがどうしても見つからないようです。椅子から降りて、額の汗を手でぬぐっています。そこへお母さんが現われて、「何を探してるんです?」と不審そうな顔をして聞いています』
『外は雨です。窓の庇の上で、金槌と釘入れの箱が雨にぬれています。窓際でお父さんが、「カナヅチだよ」と探しているものを教えてくれました。それを聞いて、お母さんも「おかしいわネ」とお父さんと一緒になって思い出そうとしています』
四駒漫画です。
お父さんは、高齢になった所為か、度々、物忘れをしているようです。
身近な物を何処に置いたか、つい忘れてしまう。
よくあることです。
身につける小物、眼鏡、時計なども何処に置いたか忘れてしまう。
何処に置いたかなと、思い出そうとしても思い出せない。
見つかるまで、イライラしながら探し回る。
探すのをあきらめていると、意外な所にある。
何だ!こんな所に置いたのか。
休日、庭仕事や大工を終える。
後片付けをキチンとしないと、使った道具を何処に置いたか忘れてしまう。
後で使おうとしても、置いた場所を忘れてしまい、その上、置いた場所を思い出せない。
忘れられる道具の代表的ものの中に、大工をしているときのカナヅチや、電気製品の配線工事をしているときのペンチなどで、何処に置いたか忘れたのを、思い出すのに、そして、探し出すのにイライラとします。
諦めていると、行方不明の道具が意外な所から出てきます。
サザエさんのお父さんは、カナヅチを庇の上の置き忘れた。
こんな場所に?
雨が降り出したので、打ちつけていた金槌と釘を其処に放りだして、雨よけをしたのでしょう。
それを忘れてしまった。
お父さんも、矢張り齢です。