四駒漫画(426):サザエさんのお父さん(40)

お父さんは、物忘れがひどいようです。

 

朝日文庫版33巻、昭和41年

『家の縁側の廊下です。サザエさんが拭き掃除でもしようとするのか、バケツを下げてやってきました。お父さんが、部屋の中で立ったまま腕組みして頭を捻って考え込んでいます。そんなお父さんを見て、サザエさんが「また忘れもの!」と声をかけています。それに対してお父さんは「なんか言っとく事があったんだ」と考えていることが思い出せないようです』

 

『お父さんは座りこんで、言っとくことお思い出そうと頭を捻っています。そんなお父さんを見て、おかしそうに笑っているサザエさんは、雑巾をバケツに突っ込もうとしています』

 

『突然、サザエさんが[キャーツ]と大きな悲鳴をあげました。それを聞いて、お父さんは「そうだ!!」と何かを思い出したようです』

 

『サザエさんが、雑巾をバケツに突っ込むとスッポンがサザエさんの手に噛みついてきました。その瞬間、お父さんは、思い出そうとしていたことが判ったようです。ハタと身を起こすと「そのバケツにはスッポンが入っているぞ!」と叫んでいます。思い出すのが遅すぎました、すでにスッポンはサザエさんの手に噛みついて離しません』

 

四駒漫画です。

お父さんは、物忘れがひどいようです。

多分買ったか貰ったかしたスッポンをバケツに入れていたんでしょう。

こんな危険な生き物をバケツに入れて忘れてしまうなんて言うのは相当な物忘れです。

 

歳を取ると、少しの物忘れは、頻繁に起こるようになります。

あれこれ買おうと、買い物に出かけ、店内に来て、買うのを忘れると言うだけでなく、買おうと思っていた物がどうしても思い出せいで買えないような、いらだつ物忘れも有ります。

 

スッポンは噛みついたら、雷が鳴らないと離さないと言います。

人を危害を加える物忘れは絶対してはいけません。

お父さん自身も、これは忘れてはいけないと思っていて忘れしまった、酷い物忘れでした。