四駒漫画(405):サザエさんのお父さん(19)
カツオ君にビールは、未だ早い。
朝日文庫版16巻、昭和31年
『お父さんンが食卓の前に座りこんで一人で瓶ビールを飲んでいます。カツオ君が少し離れたところの畳の上に、本を拡げて読んでいます。すると、お父さんが、「うまい!」「カツオお前も少しどうだ」とビールの入ったコップを持ち上げてカツオ君の方に突き出しています。カツオ君は、「ぼくは嫌だよ」と断っています』
『お父さんが、重ねて「ま良いから、少ししょうばんしなさい」とコップをカツオ君に渡し、瓶からビールを注ぎました。カツオ君は注がれたビールをごくごくと飲んでしまいました』
『飲んだカツオ君を見て、お父さんはにっこりと笑いながら、「ハハハハハにがかっただろう」と言うと、カツオ君は舌舐めずりしながら「あんがい美味しいやもう一杯いこう」と飲みほしたコップを突き出しています』
『お父さんは、ビール瓶を手もとに引っ込めると、コップを突き出すカツオ君を「いけません!」と大声で叱っています』
四駒漫画です。
小学生程度の男の子を持ったお父さんならば、一度はやった事はあるでしょう。
一度ならず頻繁にやってはいけません。
男の子も、父親が飲んでいるビールやお酒に興味を、持ちます。
ビールなら、飲ませてやると、確かに、「これはいけるや」と言いそうです。
ビールは泡立ち、面白い飲物と思うのでしょう。
誕生日やパーティでは、雰囲気を盛り上げるために子供ビ-ルを準備し、泡立つコップを合わせて乾杯しています。
ビールは泡立ち、「苦味」も体験したことのない味です。
もっと呉れと言う子もいるでしょう。
もっとくれと言うので呉れてやると、苦味をだけでなく、酔いを体験することになります。
成人となり、はじめての酔い、なかには、意識朦朧と、なる。
この世界も、アルコールが齎すもの。
こうなるまで飲ませてはいけません。
お父さんのように「いけません!!」と大声を出して止めている。
お父さんは興味半分にビ-ルをカツオ君に無理強いした。
カツオ君も断ったものの、興味半分で飲んでみた。
カツオ君は、ビ-ルが意外と美味しい。
もっとくれと言う。
ここで親父が怒り出す。
勝手に怒るな。
みんなあんたが悪いんだ!
これ以上のませると、こんなことになるかもしれません。
お父さんは慌てて怒りだす。