四駒漫画(386):泥棒(19:終わり)

朝日新聞文庫『サザエさん』の四駒漫画の中『泥棒』を題材にしたものを楽しんでいました。

文庫版の中で、泥棒に関わる18話に興味がありました。

 

この度、朝日新聞社から「よりぬきサザエさん」が新たに出版されましたので、予約購読しています。

復刊第1巻の最初の漫画が、24コマの長編で、泥棒を扱ったものでした。

たまたま、文庫版の中の泥棒を扱った4駒漫画を楽しんでいたときでした。

見たことがなかった、こんな漫画があったのに嬉しくなりました。

長編ですから、絵を文章に書きとるのは大変ですから、あらすじを書いてみます。

次のような楽しいものでした。

一度、楽しい絵と泥棒の話を楽しんで貰いたい。

復刊「よりぬきサザエさん」を一読されるのをお勧めします。

 

あらすじは、

『磯野家一家は、ピクニックに出かけます。サザエさんが裏木戸のカギを閉めて、さア出かけるよ。みんなが待っています。そこへ米俵を担いだ髭づらの男が、やって来ました。近所の奥さんに、サザエさんちが、お出かけだと確認して、その俵を垣根越しにサザエさんちに投げ込みます。投げ込まれた俵は、ドスンと落ち、同時に「いてえ」。俵から出てきた男が、中から裏木戸を開きます。「うまくいったなー」と投げ込んだ男が、開いて貰った木戸から庭に入ります。2人は、家の中に侵入して物色を始めます。誰もいない家の中、二人はふざけながら、楽しくそうです。猫が魚を盗んで行く、ヤカンは火のついたガスコンロに掛けっ放し、沸騰しています。なんか変だ!と、トイレから波平お父さんが出てきました。お父さんは、未だ家にいたのです。玄関を開こうとしていますが、外からカギがかけられ、開きません。プンプンに怒って、家の中を歩き回っていると、空巣の一人と出くわしました。空巣は、お父さんに、この家はだらしないと苦言を呈しています。お父さんは、何時も、だらしなくしないように叱っていると弁解しつつ、言いがかりをつけてきた男に、「あなたは誰ですか」。ここで、空き巣であることが判ります。お父さんは、空巣をすわらせて、「心を入れ替えなさい」と説教をしています。お人よしのお父さんは、掛けっ放しのヤカンを取り上げ、「折角だから、お茶でも飲んで行きなさい」とヤカンをお茶の間に運んでいます。その途中、熱いお湯をこぼしました。すると、板の間の下から「アチチチ・・・」と悲鳴が聞こえ、床下の物入れから、隠れていたもう一人の空巣が現れました。お父さんは、畏まって前に座っている空巣達に、お茶を入れて、勧めています。そして、「これから心を入れ替えます」と反省している空巣達に、「そうかけっこうけつこう、これは少ないがお小遣いに・・・・おや???」とスーツの内ポケットに手を入れながら怪訝そうです。すると床下に隠れていた方の空巣が、上着のポケットから財布を取り出し、「あ、おサイフでしたらここにありますんで」とお父さんの方に差し出しました。』

と言うものでした。

サザエさんの漫画の中に、こんな長い物語と落ちの24コマの泥棒を題材にした漫画がありました。

サザエさんの四駒漫画には、泥棒はそれほど現れませんでした。

泥棒の特徴は、髭面で、殆ど出刃包丁を持っています。

拳銃を持っている強盗も少し現れましたが、銃社会ではない日本では、泥棒は出刃包丁を持って現れていたようです。

 

優秀な警察官と優れた治安体制のもと、泥棒もたまにしか現れませんでした。