弟のミカンの食べ方


弟は2年8カ月、オシッコをトイレでするようになりました。

トイレ表にもシールが、沢山貼ってあります。

弟は、どんどん悧巧になるので、「ニイニイは確りしないと駄目よ」と言われることがある。

 

もう秋になったので、ミカンがお店に並んでいる。

晩ごはんの後、ミカンのデザートだ。

一個ずつ、僕たちの前に置いてあります。

僕は、美味しそうなミカンを手にし、その皮をむきました。

簡単で素早くできます。

身を取り出し、袋のままパクパク、剥いた皮はテーブルの上に散らかっています。

 

弟は、ミカンを見ると、椅子から降り、チリ紙の箱の所に行きました。

チリ紙を1枚とって持ってきました。

テーブルの上にそれを拡げると、その上でミカンの皮をむきはじめました。

僕より手が小さいので、僕のように簡単にむけません。

皮を少しつまむと、引っ張って、小さな皮をむしり取りました。

そこから、皮をはいでいきました。

上手に皮を取ってチリ紙の上に乗せています。

裸になったミカンの実を、幾つかに割ると、更に一袋づつ取り、薄い皮のついた袋のまま口に持っていき、もぐもぐ食べています。

美味しそうな顔をしています。

 

楽しそうに、みんな食べてしまいした。

テーブルの上に、袋についた白いすじが、少し散らかっています。

それをみんな拾い集め、チリ紙の上に乗せています。

チリ紙で、ミカンの皮、白いすじを包むように、丁寧に二つに折り、それから、完全に包んでしましました。

「ごさん」と云うと椅子を降り、チリ紙の包みをゴミ箱の中にポイしました。

 

アッ!僕は、ミカンの皮、食べくずを、テーブルの上に散らかしたままだ。

これはまずい!雨は降っていないのに、雷が落ちて来るかも知れない。

くわばらくわばら!

僕も慌ててチリ紙を取りにいき、弟のように、ミカンの皮、食べくずを包み、ゴミ箱に捨てました。

 

弟のきれいなミカンの食べ方に驚きました。

どこで学んだのかな?