四駒漫画(273):テレビのある光景(33)
浴衣の帯は、二人で1本は無理でしょう。相撲の廻しほど長くはないはずです。
文庫版32巻、昭和41年
『テレビを、サザエさんのお父さんとマスオさんが横たわって視ています。二人は、アンダーシャツとステテコ姿です。お父さんは、右腕で頭を支え、左方向に足を投げ出しています。マスオさんは、左腕で頭を支え右方向に足を投げ出し、テレビに向かって横になっています。テレビは西部劇を流しています。ガンマンがピストルを撃っています。二人ともリラックスしてテレビを楽しんでいるようです』
『突然、「ごめんくださいまし!」と来客です。不意をつかれ、二人とも、ビックリ、あわてています。テレビでは、ガンマンが女性を抱き寄せています』
『下着姿の二人は、起き上がり、それぞれ別の方向に浴衣を取りに行きます。テレビでは、ガンマンが、馬に跨り、女性に、さよならと手を振っています』
『あれ!それぞれ浴衣を着た二人は、慌てて帯をまいたら、同じ一本の帯の異なる端を腰に巻いて、お互いに顔を見合わせ、唖然としています』
サザエさんの四駒漫画です。
今日もまた西部劇です。
サザエさんの家族は、西部劇がお好みのようです。
テレビをのんびり見ているところに、突然のお客様。
そのまま出て行けない格好ですから、慌てます。
脱いだ浴衣を、慌てて着ようとして、帯を取り上げたら、二人が同じ帯の異なる端を腰に巻いた、という漫画の落ちです。
しかし、浴衣の帯は、二人の腰回りを越えるに十分な長さだったかな?
相撲の廻しは5~7メートルはあるそうですから、両端を二人の腰に巻けるでしょうが、浴衣の帯では無理でしょう?