四駒漫画(251):テレビのある光景(11)
テレビも、皇后陛下の若き日を放送していました
文庫版21巻、昭和33年
『大きいテレビが、立派なテレビ台の上に乗っています。サザエさんが、近所の家にお邪魔しています。サザエさんは、その家の年配の奥さんと火鉢で暖を取りながらお喋りしています。その家の、ちょび髭を生やした御主人が、丹前を着て、テレビの前に近づいて、両手を後ろで組み、少し背を曲げて、画面を覗きこんでいます。テレビの画面はテーブルを挟んで、立派なカイゼル髭の紳士と、スーツを着たご婦人が書類を見ながら、何かをしている様子を流しています』
『テレビは引き続き、同じ様子を続けています。その画面に顔を近付けて覗きこみ、「ほ~、皇太子妃の教育をお受けになるみちこさんか!」と興味ありげです。そのときに「お父さん」と言う声が聞こえてきました』
『と、セーラー服を着て、オカッパ頭には、鉢巻きをまいた女学生の娘さんが近づいてきて、「お父さん、みちこさんは四月までに覚えればいいけど、あたしは二月が、しけんですよッ!!」とお父さんを叱りつけています。お父さんは「ハイツ」と目を丸くしてシュンとしています』
『下に電気火鉢を置き、上には電気スタンドを灯したテーブルの上に、本とノートを拡げられ、お父さんは、丹前を着て、足を電気火鉢に乗せて温まりながら、鉢巻きを巻いた娘さんに、何かを教えています。娘さんは怒った顔をし、お父さんは渋い顔をしています』
サザエさんの四駒漫画です。
テレビが、普及し始めの頃は、皇后陛下の若かりし美智子妃の姿が報道されていたんですね。
若かりし頃の美智子さんは、健康で美しい人でした。
皇太子殿下とテニスを楽しんでいる様子は、微笑ましく羨ましい限りでした。
お妃教育の現場も、テレビで見せていたんでしょうか?
余計なことですが、現皇太子殿下の雅子様との印象的なツーショットは、余り見かけていませが、そうだ!思い出した。山登りが好きだったんだ。
愛子様が、誕生され、テレビに映し出されると、愛くるしく、可愛いと、家ではお気に入りでした。
愛子さまも、その後、可愛く、大きく成長されました。
サザエさんが、お邪魔しているお宅の娘さんは、大学入試の勉強の追い込みの時だったようです。
2月だったら、頑張らないと合格しないかもしれませんよ。
頑張れ!お父さん&お姉さん。