四駒漫画(227)お風呂の風景(37)
ワカメちゃん、お父さんと一緒に銭湯へ、男湯に入りました。
文庫31巻、昭和40年
『銭湯の浴室の中で、湯桶をひっくり返して、その上に腰かけて頭を洗っている人がいます。その人の顔も頭もシャンプの泡で包まれて誰だか判りません。腰にタオルを巻いているだけのワカメちゃんが木製の湯桶にお湯を入れ、その人の所に2個運んで並べています』
『お湯を入れた湯桶を2個運んだワカメちゃんは、ホッと一息入れているようです。頭が泡で包まれた人の背中に凭れかかり一休みです』
『その人は、ワカメちゃんが運んできたお湯を頭から被り、泡を流し落としました。そこにあらわれた頭は、髪の毛がふさふさ沢山ある頭でした。それを見たワカメちゃんは、あれと吃驚した顔です。その人は見知らぬオジサンでした』
『人違いだと気が付いたワカメちゃんは、照れながら「間違っちゃった」と浴槽の方に走ってます。浴槽の中には天辺に毛が一本で、耳の周りにだけ髪の毛が残っているお父さんが頸まで浸かっていました』
サザエさんの四駒漫画です。
今日は、お父さんがワカメちゃんを連れて銭湯です。
ワカメちゃんは、お父さんと一緒で男湯です。
ワカメちゃんは、洗い場にお父さんがいた筈だとみると、洗髪している人がいる、その人の頭が泡に包まれているが、お父さんに違いない。
ワカメちゃんは、泡を流すのにお湯がいるぞと、気を利かせ、湯桶をお湯で一杯にし、運んでいます。
その人が、頭の上から、お湯をかぶったら、髪の毛がふさふさの頭が出てきました。
この人は、完全におとうさんではない。
浴槽を見ると頭の天辺に髪の毛が1本しか残っていないお父さんの頭が、お湯の中に浮かんでいました。
完全に間違った、しまったと恥ずかしかったワカメちゃん。
男湯で、腰にタオルを巻いたワカメちゃんが、動き回る姿が可愛い四駒漫画でした。