四駒漫画(169):列車の光景-(63)
新幹線登場!
文庫33(昭和41年頃)
『駅のホームの向うに、新幹線が停まっています。恰幅のいいオジサンと、豊満な和服のオバサン夫婦を、磯野家一家が見送りに来ています。オジサンはカツオ君の頭をなぜなぜして「カツオ君ぜひ近いうちに遊びにおいで」と誘っています。両親とサザエさんがニコニコして見ています』
『カツオ君は「オジサンほんとに行っていい?」と確認しています。おじさん夫婦は「いいとも!きっとね」とニコニコして答えています。両親とサザエさんとタラちゃんも嬉しそうです』
『おじさん夫婦は新幹線の列車内に乗り込み、窓の内側で手を振っています。ホームではサザエさんが、「じゃアご機嫌よう」と手を振り、お父さん、お母さん、タラちゃんまでお辞儀をして見送っています』
『新幹線の車内です。夫婦が並んで座っている後の席にカツオ君がいて「ボク、今日の方が都合がいいんだ」と声をかけてきました。何時の間にか、うしろの席にカツオ君が乗っていてので、夫婦は口をあんぐり驚いています』
サザエさんの四駒漫画です。
昭和41年になり、サザエさんの四駒漫画に、初めて新幹線が登場しました。
新幹線の光景は、見送りの光景が定番です。
新幹線は、東京や大阪などの始発駅では、発車までに意外と待ち時間があり、登場初期には見送りのついでに車内見物をしている人もいました。
車内には自由に入れ、車内のシート、素晴らしさに目を見張ったり、試してみたりしていました。
初めて新幹線に乗ったのは、東京勤務を命じられた時で、そのとき通路の両側に2座席の1等車でした。
広々とゆったりとした、リクライニングシートが印象的でした。
混みあう通勤電車にくらべ別世界でした。
あれから、新幹線も変わり、車両も豪華な列車も出てきているようです。
大阪から東京まで約3時間、時間も大きく短縮され、直ぐに行ける、と言う感覚が、意外に容易に乗り込めたので、カツオ君は、オジサンに、ついて行こうと思ったようです。