四駒漫画(90):プロスポーツと八百長
『お寿司屋さんのようです。ねじり鉢巻きの小太りのオジサンがテレビを見ています。テレビから、スポーツキャスターが、「○○球団の××投手が八百長を認めました」とニュースを流しています』
『サザエさんのお父さんが、カウンターに座ってお茶を飲んでいます。お寿司屋さんのオジサンは、店員に、壁にかかった野球選手の色紙を全部、「色紙外しな」と言いつけています。店員は、次々に外しました』
『テレビからは「◇◇選手もカネを受け取りました」と報じています。オジサンは店員に、さらに「取りな」と命じ、店員は、野球選手の色紙を全部取り外しました』
『テレビから大相撲の実況中継が始まり、画面に関取の取り組みが流され。行司が「のこったのこった」とけし掛けています。すし屋のオジサンは、壁に残った関取の手形の色紙を手で触りながら「大丈夫だろうな」と心配顔です』
サザエさんの4駒漫画です。
昭和44~45年の頃のものです。
この頃、プロ野球の八百長問題があったようですね。
お寿司屋さんのオジサンが、大相撲だったら大丈夫、八百長は問題にならないと思ったんでしょう、力士の色紙は外しませんでした。
しかし、今だったら外しますね。
大相撲は、不祥事が続いていましたから。
弟子をビール瓶やバットで殴っていたと思ったら、続いて、外国人横綱の我ままと小さい暴力、ついには、多くの力士が八百長までしていたことが、暴かれてしまいました。
力士の側だけに問題があるだけでなく、親方の方にも問題ありです。
日本の伝統的な礼節を伝授できず、力士の暴走を止めることもできなかった。
立ち直って貰いたいので、余計ことは言わないことにします。
昔の栃若時代、千代の山、吉葉山の古い時代から大相撲は大好きでしたから。
だだ、大相撲も国際化の時代とはいえ、番付上位が外国人の力士に占められ、ようやく、日本人の大関が出てきたという大相撲の現状は、寂しいものです。
もし、お寿司屋さんのオジサンが元気でいたら、力士の手形の色紙を壁に掛けたくても、掛けられる日本人力士の色紙が無いと嘆くでしょう。
プロ野球選手の色紙と同じように、力士の色紙も外したでしょう。
大きな体と力強い日本人力士が出てきて欲しい、と願っています。