四駒漫画(71)

『皺も多くなった短髪のお爺さんが、縄で束ねた板の上に座り、カンナ作業台に腰かけた大工の棟梁、でかい顔で顔には収まりきれないような小さなメガネをかけた禿げ頭の植木屋の太ったオジサンの3人が、拡げたムシロに足を投げ出して座り、3人は灰皿を囲んでタバコを燻らしながら話をしています。大工の棟梁が「いまじぶんの旅行は、良いだろうな~~、箱根、大島か!」、植木屋のオジサンは「あたしや十和田に行きたいな」と言っています。短髪のお爺さんは、何か言いたそうににこにこして聞いています』


『大工の棟梁が「秋の日光も良いんだってな」と言うと、話に加わりたくてうずうずしていたお爺さんンが「おらあ、いっぺん、こうらくという所へ行ってみて~~」と会話に参加しました』


『おじいさんは、続けて「春のこうらく、秋のこうらくって、よく宣伝してんじゃねえか」、他の二人は、口をポカーンと開け、頭の上に疑問符を乗せてキョトンとしています』


『そこに、お婆さんが、大きなお盆に3人分のお茶とお菓子を乗せて運んで来ました。そして、「お話が、はずんでますね」と声をかけました。大工の棟梁と植木屋の太ったオジサンは、口を大きく開き、大笑いしています。お爺さんは赤面し頭をかいています』


サザエさんの四駒漫画です。

この漫画で、落ちが理解できませんでした。

お爺さんがいう『こうらく』は『行楽』で、お爺さんは、こうらくを、行楽地の場所の名前だと勘違いして喋っていると思います。

だから、二人は、≪俺たちは、具体的に行楽地名を指して喋っているのに、このオジサン何を言っているんだ≫と怪訝に思ったのだろう、と言うことは判ります。

それだけでも、可笑しいのですが、

しかし、四駒目の落ちの駒で、お茶菓子の差し入れで『大笑いされ』て『赤面する』、この落ち意味が判りません。

広辞苑を引っ張りだしました。

『行楽』とは、「山野に出たりして、遊び楽しむこと。」とあります。

そうだ、3人は、行楽地に行かずに、庭先でタバコを燻らしながら、お喋りし、お婆さんにお茶菓子をサービスして貰って、楽しく「こうらく」していす。

遠くに行かなくても、楽しい一時は、どこでも過ごせます、と言いたいのでしょうか?

落ちをこのように解釈しましたが、間違っているでしょうか?

この落ちの意外性や可笑しさが伝わりません。

落ちが判らない、これはまずい!