『座卓を囲んで、着物姿のノリスケさんが、脇の座に笑顔で座っています。正面の座に、綺麗な着物を着たお嬢さんと、仲人をかってでたような中年の御婦人がお喋りしながら座っています。その向かいの席にサザエさんのおかあさんが座っていて笑顔でお愛想をしています。』
『居間の方では、サザエさんがお客様に出すお茶を、4個の茶碗に注いでいる所です。そこへカツオ君が来て「おじさんお見合いなんだろう」と問いかけます。サザエさんは、「なんです、子供のくせに」とたしなめています』
『お茶を入れた4個の茶碗をお盆に乗せ、それを持って客間のほうに行きかけながら、カツオ君に「なんにも知らない風にしてんのよ!」と釘をさしています。カツオ君は「わかってるよ」と任せとけと言わんばかりです』
『廊下でカツオ君は、お客のご婦人とバッタリ、ご婦人はカツオ君に「おてあらいはどちらざましょう」と尋ねました。かつお君は「さあぼくはなんにもしらないんですけど」ととぼけ顔で答えています』
サザエさんの四駒漫画です。
特に、面白くはありません。コマの流れの通りで、四駒目の落ちは、当然の流れです。カツオ君がサザエさんの言いつけを、ここまで勘違いして、知らないふりするとは。
しかし、ノリスケさんにとっては初めてのお見合いの様子でした。
このお見合いは、上手くいかなかったようです。
結果は次の通りでした。
『ノリスケさんが、帰って来ました。廊下を歩いています。それを追うようにサザエさんのお母さんがついてきて「このあいだのお見合いけつかね」と言い出しました。それを遮るように、ノリスケさんは「ハハハ!あれは忘れてましたよ」』
『机の前に座りこんだノリスケさんは、タバコに火をつけながら「ぼかぁどっちでもいいんです」と、気にしない気にしていないとでも言いたそうな顔をしています。お母さんは、その前に首を垂れ申し訳なさそうな顔をして座っています』
『お母さんは、「ああ、良かった断って来たのでね」とほっとした顔をしています。ノリスケさんは「ハハハハ」と高笑いしています』
『ノリスケさんの部屋です。布団が敷いてあり、ノリスケさんは泣きっ面をして布団に潜り込んでいます。そこに障子の隙間から「ご飯ですよ」と呼ぶ声が聞こえてきました』
上のサザエさんに続き、ノリスケさんのお見合いの話です。
お見合いの結果は、駄目だったんですね。
ノリスケさんは、お見合いの結果を気にはしていないと、見栄を張ったものの、結果が駄目だったのに、大きなショックを受けたんですね。
夕飯も食べずに布団に潜り込んで泣かんばかりの顔をしています。
四駒目の落ちは、予測できない可笑しさがありました。
この後、ノリスケさんは、果たして、どんな女性と結婚するのでしょう。
サザエさんは、それを教えてくれるんでしょうか?