小さな殿様、夕食だ。
固定幼児用椅子に座って、テーブルのお盆の上の、いろいろな食べ物を次から次へとお口に入れられる。
食べすぎですよ、そんなに一度に口に入れると、ほら、だんだんと頬が膨らみ、ついに、爆発した。
無謀ですよ。
最後は、果物ですか。
小さく切って貰って、次から次に、お口に入れられた。
お殿様のものは誰も食べませんから、ゆっくり食べて下さい。
最後は、飲み物で終わりですよ。
ゴックン! これで夕食は終わりですね!
しかし、これから、未だある。
お殿様、椅子に登り、ゴソゴソとカウンターに近づかれた。
何か物色中だ、赤ちゃんミルクのポットを指さされる。
なんですか、まだミルクを御所望ですか?
判りました。準備いたします。
殿は、椅子から降りると、丸い座布団を自ら持って、運び、床の上に置くと、その座布団を枕にしてゴロンと横になられた。
殿!ミルクが出来ました。
どうぞお飲み下さい。
ミルクの瓶を受け取ると、両手で持って支え、ぐいぐいと飲まれる。
よく食べたり飲んだりできますね。
もう、幼児ですよ。ミルク離れしましょうよ。
まだまだ、お殿様、ミルクってそんなに美味しいんですか?
そんなに欲しいんですか?
欲しいときは、自分から御所望、準備して貰えると判ると、飲む場所まで自分で準備される。
や!美味しそうに飲んでる。
見るなですって
殿自ら、寝転んで飲まれるミルクは、さぞ美味しいんでしょうね。
いや完飲でしょう。
メタボにならないよう注意しましょう。小さなお殿様。
