『サングラスをかけ、ほほに切り傷があり、黒い半袖のシャツを着たアンちゃん風の男が玄関に立っています。サザエさんが応対しています』

『座敷の畳の上に涼しげな下着姿のお父さんが、団扇を使いながら、うつ向けになって新聞を読んでいます。そこに、サザエさんが入ってきて「うちに脅迫状を出したんですって」と言っています。それに対してお父さんは「そうかア」と不審そうで頭の上にはハテナマークを乗っています』

『お父さんは、居間の戸棚の上に置いてある小物入れの籠をひっくり返し手紙を探しています。「ア~あった、あった」と脅迫状を探し出したようです』

『お父さんは玄関でアンちゃんの方に脅迫状を差し出しています。「どーも つい この暑さで手紙見てなかったんで」と差し出しています。アンちゃんは、頭をかきながら「こっちも、この暑さでカネもない家に出したりして」と照れながら脅迫状を受け取っています』

サザエさんの四駒漫画です。

今年は、既に猛暑ですね。

暑いから手紙を見なかったということはないでしょうが、暑すぎると起こり得ることかも知れません。

しかし、この漫画で面白いのは、アンちゃんが、脅迫状を回収に出かけているところです。

余りの暑さに受取人の住所・氏名を書き間違えたようですが、暑くて書き間違えると言う発想が、通常ありえないことであり、間違えたと気付いて、差し先まで回収に出かけているところです。

このアンちゃんも、本当に振るつていますね。

金のない家に脅迫状を出したと抜く抜けと謝っているのは、とぼけていると言うのか、正直と言うのか、笑ってしまいます。

それにしても、金持ちの家に出したかったのでしょうか、アンちゃんの住所録の中にサザエさんの磯野さん家の住所と氏名があったと言うことですね。

それがなければ、いくら暑くても受取人を磯野さんとすることはないと思います。しかし、怖い事ですね。

まさか振り込め詐欺のあて先が、こんな暑さにボケで決められるとしたら、大変迷惑なことです。

もしものことがあっても、暑さの所為だと、適当な対応をしないように心掛けるよう十分に注意しましょう。