昨日、今度の震災の計画停電のため、学校は12時まで、給食もない。

だから、僕は、学校が終わり直ぐ下校した。

近所の子供達6人が、僕の家に集まり、家庭給食だった。

僕の家のテーブルは、6人で囲むと一杯だ。

ママや近所のおばちゃんが炊いてくれたご飯を、自分たちで、ラップの上に乗せ、ふりかけを振りかけ、ラップに包んでしっかりと握った。

余りカッコ良くできなかったが、美味しかった。

つけ麺も作って貰って、食べた。

皆で、大きな声を出しながら食べると、楽しかった。

学校の給食の時間は、僕は何時も、時には、大きな声を出しながら楽しく食べるので、

「静かに食べましょう。騒ぎすぎですよ」

と、先生に注意されることがある。

でも、今日の家庭給食は、大きな声で、お喋りしても、注意されない。

楽しい給食だった。

給食が済むと、みんな揃って、近くの広い公園まで行った。

ブランコや滑り台で遊んだ。

3輪車に乗ったピコちゃんが、お婆ちゃんに押して貰った公園に来た。

公園まで来ると、ピコちゃんは、お婆ちゃんに押して貰わないで、一人で3輪車に乗っている。

随分、上手になったな。

僕が、ピコちゃんと言いながら、3輪車に走って行くと、家庭給食の仲間が、皆、ついて来た。

3輪車には、お婆ちゃんが押す、押し棒が未だ付いているので、友達は、私が押す、僕が押すと押したがる。

僕が、

「押さなくても、ピコちゃんは自分でこげるんだよ」

と言ったが、女の子は、

「私が押してあげたいんだ」

僕の言うことを聞かない。

僕は、ピコちゃんに

「押しても良い」

と聞くと、

「いいよ」

となんだか得意そうな顔をしている。

友達で順番に押してあげた。

僕の番が来たから、押し棒を持つと、ピコちゃんは、両足をペダルからはなし、上に持ち上げ

「お兄ちゃん、京浜急行のように、早く押して」

と、何時ものお転婆のピコちゃんがいた。

「ようし、行くぞ」

と、言うと

「発車」

と号令をかけた。

友達も3輪車の回りを一緒に走った。

ピコちゃんも

「わーーい、わーーーい」

と楽しげだった。

計画停電も、たまには楽しいな。

でも、ママは困るなと言っている。