未だ、インフルエンザが収まらない。
学級閉鎖が続き、新1年生となる幼稚園生に、歓迎する言葉を挨拶する僕の出番はなくなった。
今年は止めるそうだ。
じっちゃんは、インフルエンザについて、人の骨格の話まで済んでいたが、今日は、続きを話してくれた。
「骨の話の途中だったね。どうして、人の体のことを話すか、わかるかな?」
僕は、骨の話がインフルエンザに関係があるのか、疑問だった。
「この間、話した、骨の話をつづけるぞ、
(イ)体を作っている骨に大事なことは、骨と骨の間が、関節と言うもので繋がっていて、骨が自由に動くようになっていることだ。
骨は、皆、立派な役割をしていて、僕たちが、体を自由に動かし、飛んだり跳ねたりもできるのは、関節があるためだ。
博物館で見る骨は、関節が固定されて動き出すことはないよね。
骨が動き、人が生きていけるのは、いろいろな体の仕組みがあるからだ。それは後で勉強しよう。
1.人の骨格は、上から、頭の骨を頭蓋骨。
まるで、バイクに乗る人のヘルメットの様な形だろ。
この骨の中には、大切な脳があり、この脳でいろんなことを考え、また、体をどのように動かすか、体のいろんなところに指令を出すんだ。
そして、この頭蓋骨の中には、人が考え、体を動かすために働くいろんな種類の脳、いろんな情報を視る目、聞く耳、匂いを嗅ぐ鼻、味を知る口、舌の器官が収まっている。
2.首は、大事な頸椎と言う短い円錐形の骨のつながりがあり、円形の骨の中には、脳が考えを、体全体に指令し、伝える神経が通っている。
3.手の骨とそれを支える肩の骨、足の骨とそれを支える骨盤と言う大きな骨があるのは、自分の体を触ると直ぐ分るよね。
これらの骨は、短い骨がつながった脊椎と言う、体の中心になる骨に繋がり、支えられている。
この脊椎の中には、脳から繋っている神経が通っている。神経は骨の間から全身に拡がっている。
4.胸には、何本もの骨から出来た肋骨と言うのがある。
この骨たちは、大事な肺や心臓などの内臓を保護しているんだ。
(ロ)次は、胸の肋骨に守られ、また、お腹の中にある内臓のことだ。
これらの内臓には、五臓六腑がある。五臓とは心臓、肺臓、膵臓、腎臓、肝臓、六腑とは、胃、小腸、大腸、胆嚢、膀胱、三焦である。これらの内臓は知っているだろう。
三焦とは何だろう?また、難しい言葉が出てきた。これを理解するのは一年生では無理だね。三焦とは臓器として、実際にあるのではなく、臓器が、お互いに助け合って上手く動くように働かせる役目を言うらしい。1年生では判らないいね。
動物の体では、上に書いたような臓器がある。
これが上手く助けあわないと体を壊してしまう。例えば、口から食べ物を食べ、胃腸で消化しても、上手く吸収しないと駄目だし、また、食べたものでも胃腸で吸収しきれなかったもの、また、体に不要な水分は、体の外に出さなければ、生き続けられない。このような、体の内臓の働きを全体的に調整する働きを三焦と言うようだよ。
(ハ)僕たちの体で、この骨たちを動かしているのが筋肉と言うものだ。
筋肉たちは、骨と骨を、その間に配置されて結びつけ、筋肉が縮んだり伸びたりすることで、骨が動くんだ。
このような筋肉は、骨と骨の間だけではなく、肺臓や心臓にもあって、働いているんだ。」と話しつづける。
僕は、こんな話を聞いても、インフルエンザとは何か、判らないよ。
じっちゃんは、もう少し、話を聞いてもらわないとインフルエンザも、インフルエンザで学級閉鎖になる理由も判らないよと言いました。
もう少し我慢して話を聞くことにしました。