(20)愛媛県の二つ目の城は、湯築城跡で、城跡は、今は、道後公園となっている。有名な道後温泉、松山城に近い位置にある。

若い時の四国巡りは、道後温泉が一つの大きな目的であった。道後公園は道後温泉と同じ場所と言えるほどの地域。

道後温泉と言えば、夏目漱石の「坊ちゃん」が、直ぐ思い浮かんだ。ついでに、インターネットで、検索すると、「坊ちゃん」の全文が出てきた。コピーして一気に読んだ。歯切れのよい漱石の文章を堪能できた。若い時に何回も読んだ「坊ちゃん」を、今、読むとは思いもしていなかった。

グーグルアースで道後公園をクローズアップすると、道後公園として残っている湯築城跡がある。ほぼ円形状では、外周は外堀で囲まれ、丘陵部を取り巻く内堀が巡っている。

建造物は、残っていない

県の紹介によれば、「道後は古くから開けていた地域で、道後温泉は三千年の歴史をもつ日本最古の温泉といわれています。公園周辺には、四国遍路八十八か所第51番札所の石手寺や、伊佐爾波(いさにわ)神社、一遍(いっぺん)上人の生誕地といわれる宝厳寺(ほうごんじ)など歴史のある社寺も多く、愛媛を代表する歴史・文化・観光の中心地となっています。公園の近くにある道後温泉本館は、明治27年(1894年)に建造されたもので、伝統的な和風建築に西洋建築技術を取り入れた木造三階建の建物であり、国の重要文化財に指定されています。」とのことである。

また、「中世当時の湯築城の武家屋敷跡や土塀跡、道、排水溝などの遺構や、陶磁器などの遺物が数多く出土しました。このため、武家屋敷や土塀の復元などを内容とする文化財を生かした公園」とされたようである。

上記の経緯が名城として、リストアップされている根拠だろうか?

(21)次に、松山城に移る。松山城は、湯築城に近い位置にあり。予讃線で高松から松山へ移動した際、車窓から見た、山頂に聳える松山城を思い出す。

グーグルアースで検索すると驚くべき結果を目にする。

松山城は、松山市の中心部である標高132mの城山(勝山)山頂に本丸があり、裾野に二之丸、三之丸がある、広大な平山城である。この様な高さにあるためロープウェイが運行しているようだ、

グーグルアースでは、森林に囲まれた山の中に、石垣を築いて囲まれた土台の上に、さらに築かれた土台の石垣に続くように、築城された天守閣がある。   

この天守は、グーグルアースでは、3次元で、あらゆる方向から、その姿を見ることができる。

この光景が、驚きである。高さ、奥行きのある城を、あたかも、その場にいて目にしているようだ。

また、遠景も、山頂に堂々と美しく聳える松山城は、比類なき名城の一つであろう。

さらに、山頂にある、天守の最上階から見る全方向の眺望も素晴らしいものであるに違いない。

勿論、フォトもその素晴らしさや美しさを遺憾なく見せてくれる。

今思えば、いくら、温泉が目的であったとしても、直ぐ近くの場所まで行きながら、松山城を間近に見なかったのは惜しまれる。