何かに色を着ける際には 液体系・粉もん系・ペースト系など色々あります。


液体系には シンナーなどで混ぜまぜして 薄めて色調を合わせ 樹脂に入れると 素直に混ざります。



粉もん系もシンナー等を少しづつ入れて練ったりしてから樹脂と撹拌して・・・    作業工程が増えたりします。


直接樹脂に混ぜる事も出来ますが 粉体の粒子にもより ムラになる事もあり 一旦は液体式にするのが無難ですね。


絵の具みたいなペーストも樹脂と混ぜる前には シンナー系で緩めてから混和します。



いずれも元の色は違えど 製品単価 製品の美的要素で粒子の大きさを選定し色素を選びます。


タペットカバーパッキン

ミニのゴム部品は すべて黒色ウレタンでしたが 今季から紺色(ネイビー)に統一します❗



ナチュラルウレタンの色は 薄い黄色系で 半透明です。



色を付けるのもまぁ簡単に混ざり色選択種も豊富です。


ネイビーに決めたのも 色素とシンナー系を 必要以上に入れず 硬度変化無く成形出来るんです。



ゴムは 長年黒色と言う概念が 日本人の頭に刷り込まれていますが ゴムに代わるウレタンの時代になった今 色を着けます❗



もう黒色は 時代遅れだと❗



自転車に色の着いたカラータイヤがあります。

インプレッションには よくカラータイヤは 劣化~磨耗が早いと言っていますが あれは気分の問題で 単なる片寄ったイメージです。

タイヤの固さは おもにシリカ(石粉)とカーボンで決まり カラータイヤは 色付のシリカですから 固さは変わりません。

日本人の固定観念です❗

あたしゃカラータイヤ大好きで納屋にあるチャリ8台の内 6台がカラータイヤだっせ❗




ちなみにゴムを軟らかく作るには 混ぜるオイルの量で変わるんですよ。

日本では バージン使いますが あちらのお国では 当然廃油混ぜまぜしてる      らしい・・・






黒色にするには ナノカーボンを使いますが 混和するのに手間が掛かるし 混ぜるシンナー系の量で微妙に硬度に差が出たりして廃棄もあるので 安定して生産出来るネイビーにします。





暗い所で見れば 黒色に見える❓から 良いでしょ ?


   黒色かな?  
          ん ん な事無いな …







明るい所で見たら やっぱりネイビーでした・・・