今年度から大学生になった娘。


4月1日早々から、学校が始まった。

初日のオリエンテーションでは、すでになかよしグループができていた。

不思議だなぁと思っていると、推薦組はすでに接触する機会があり、仲良くなっているらしい。


昼には教室に誰もいなくなり、ひとりでぼそぼそと持参したごはんを食べる。

しかしながら、さみしい気持ちではなく、のびのびとした気持ちだった。

みんなどこに行ったのかしら?


そんな話を聞いて、心配に思った母。


けれど、午後になって話しかけてくれる子がいた。

「最初から目ぇつけてたんだよね。」

と、言われた、と面白そうにしている。ポツンとしていたから気にしていてくれたのだろう。


そのボーイッシュな子と、ギャルっぽい子と仲良くなった。

学校生活は楽しまなきゃ損と思っているらしく、周りを良く見ている。

「ほとんどの子が女性っていう感じなんだよね。」

どんな?

「ワンピース着て、日傘さして、バックはこう持って歩くの。」

お嬢様っぽい子がが多いのね。

「でもあたしの友だちになる子は違うから。」

と、笑っている。

確かにいつもあなたの回りに集まるのは、不思議な子ばかりだよね。


授業中は、先生が雑談ばかりしたとか、そしてみんな寝てたとか、じっくり観察するのを欠かさない。


楽しいのがなにより。

これから4年間、幸せがいっぱいあることを願っています。