職場の部署が変わってから、偶然エレベーターで隣の席だった後輩と遭遇。
久しぶり。忙しい?と、笑顔で会話。
丁度ランチタイムだったので、お昼買いに行くの?と聞いてみる。
最近は外で食べることが多いんですよ~、じゃあ、と別れた。
自分も外に行くつもりだったし、仲の良い後輩だったし積もる話もあったので、誘いたい~と思ったけれど、そんな雰囲気ではない。嫌われているわけでもないとは思う。
お昼くらい1人でゆっくり食べたいのかもなぁ、とか、コロナ禍になってからは、一緒にごはん食べに行ったって、黙食なんだから意味がないのだ、とか思ったりして、非常に誘いづらい。
自分だってお昼はマイペースでのんびりしたい。
ただ、何年か前に別の後輩とごはん食べに行ったら、ものすごく打ち解けて仲良くなった記憶があり、誘えなくなった自分がほんの少し残念に感じるのだ。
昔は職場の人のプライベートは、なんとなく知っていて、誘っていい人なのかどうかということが判断しやすかった。
今は、優しい人が多くて、相手の事を詮索するのは罪、自分の事の多くは話さないという風潮になっている気がする。
それはそれで楽で、良好な関係ではあるけれど、腫れ物に触るような関係でもある。
自分はどうでもいい話をしたいから、仕事の合間に、子どもがどうだ、ダンナがどうだ、ブツブツ話す内に、相手に同年代の子どもがいると初めて知ったりする。
相手が話したくないことについて、詮索するのは失礼だけれど、相手の環境を知ると、気を遣える場面はどんどん増えてくる。
結局何が正しいのかよく分からない。
けれども臆病になりすぎずに、勇気を出して声を発することも大切かも知れない。
オモウマ。