高2娘、三者面談。
学校は最寄り駅から歩いて15分程かかるので、暑い暑いと言いつつ2人歩く。
着くなりトイレに向かう娘。
夏休みの学校。
長い廊下でひとりきり。風通しがよく、意外と心地よい。
吹奏楽部の楽器の音色が聞こえてくる。右手の教室から左手の教室からとサラウンドだ。
ときおり、銅鑼と思われる響きが伝わってきて、へぇと思う。
担任は若い男の先生。
娘は、先生が大阪弁のイントネーションなのであまり馴染めないらしい。
「おっ今日は爪やってないね。」
なんていつもやたらネイルに凝っている娘に話しかける。
「いつも爪楽しみにしているんですよ。」
と言うので、なんかすみません…。と応えると、
「いや校則にはネイル禁止はないのでいいんですよ。」
と笑っている。
後で娘に、なんかすみませんとか言わないでよぉ!と、言われたが、勉強もせず爪ばっかりやってすみませんっていう意味ですよ。
3年生で選択する教科の話や、大学のこと色々調べる課題の話など、色々アドバイスしていただいた。
なかなか腰が上がらないから、一緒に調べるかな。
帰りも暑い暑いと言いつつ帰る。
先生の大阪弁には馴染めないくせに、あたしも方言話したいな、なんて言っている。
『そうやっちゃ。』
おばあちゃんがよく話す方言を例に出すと、娘は、
『そうだなも。』
それってどうぶつの森のたぬきちですね。
今日もいい天気。