昔話は口承文芸です。
言葉を語りづかれてきました。
有名な昔話の「桃太郎」。
桃から生まれた子が、おじいさんとおばあさんからきびだんごをもらい、いぬ、さる、きじを家来にし、鬼ヶ島へ向かい鬼を退治しに行きます。
江戸時代には桃を食べた大人が若返るという話もあったとか。
昭和時代には子ども向けの話になり、たくましい子として描かれています。
時代に合った内容になっています。
表現方法も時代によって、使うことを避ける言葉もあります。
残虐なイメージになる言葉は今は使われていません。
口承文芸の良さも影響しているのでしょうか。
昨日、月1回の国語学習の研究会に出席しました。
その中で、物語るということで、改めて学んだことです。
桃太郎は異界へ出かけて、帰ってきます。
浦島太郎も同じです。
絵本や昔話は子どもが読むだけではなく、大人も読むと奥深いことに出合えます。
みなさん、いかがでしょうか?
素敵な一日をお過ごしください。