やはり、このドラマは、天性の明るさの神木隆之介の存在ですね。
浜辺美波も、最初は緊張してるのがわかる演技でしたが、神木の明るさにそのままのっかっていったというところです。
万太郎は、植物学を、日本中の標本を探して動くわけですが、毎日が貧乏暮らしなのにすえちゃんは、よく耐えたなと思います。
万太郎との信頼関係が、どれだけ深いかも現わしています。
万太郎が、理学博士になり、植物図鑑を出すまでの物語ですが、本当に苦労を重ねて頑張ってきたのに、関東大震災で、一部滅茶苦茶になってしまいました。
でも、仲間の力を借りて植物図鑑を完成させるところもさすがです。
万太郎の人生には、色々な人との出会いがありました。
その出会いを大切にしてきたからこそ、いざとなるところで、力になってもらえる、万太郎の明るさ・優しさ・誰もが慕ってくれる頼もしさ、本当に万太郎は凄いですね。
人生のいい教訓ですね。植物学という、誰もやりたがらないことをやってのけた。
本当に凄いの一言です。でも、凄いの一言で済ませてはいけませんね。
あれほどの苦労が、あったわけですから。でも、すえちゃんの活躍が、お金を手にするにいたった。
そこも、忘れてはいけません。
明治の世で五万円というのが、どれだけ大きいものか、それを忘れちゃいけませんね。
すえちゃんの努力、活躍が、あったからこそ、万太郎の成功はあった。
すえちゃんの病が治らないと知った時は、やはり、ショックですよ。
まったくヒロインが、先に死んでしまうのが、朝ドラの特徴ですが、マッサンの時も、そうでしたからね。
このドラマは、いいドラマでした。