今日、久しぶりに純情キラリを観ました。
改めて考えてしまいました。生きるとは何か?
本当に難しい問題ですよね。
今の腐りきった世の中、死んで楽になりたいと思ったのも一度や二度じゃありません。
でも、純情キラリを観ていると、そう、甘い汁を吸える人間とそうでない人間がいる。
だけど、そんな腐った世の中でも、生きて行こうとする桜子や冬吾の生き方、でも、冬吾は逃げようとしているのが良くわかる。
死んで楽になりたいと思っても、自分が死んだ後、悲しむ人がいる。
でも、桜子は最期の最期まで戦った。
音楽をやるものとして、若すぎる死ですが、昔は、子供の顔を観ることなく亡くなった女性がたくさんいたというのも、聞いたことがあります。
戦争時の日本は本当に腐ってた。
軍部の暴走によって、日中戦争で、アメリカが背後から、中国を支援し、永遠と続く戦争になっていった。
そして、経済が追い詰められ、日本が出した答えは、太平洋戦争をすることだった。
勝てるはずのない戦いを自分から、選択して行った。
この戦争がなければ、将来、輝けた人はたくさんいたはずです。
そんな人を無意味に死なせてしまった戦争、それが、太平洋戦争です。
本当に生きるというのは難しいですね。
今の世の中も腐りきってる。
経済格差が、大きく広がり、コロナの影響で、どれだけの店が、倒産に追い込まれたのか、政府がちゃんと救済措置をとっていれば、本当に日本の対応は遅い。
芸術家は、たくさんいますが、皆、そう、簡単にうまくいったわけじゃない。
努力を続けて、でも、芸術家は、世の中の事にどうしようもないほど、敏感です。
絶望して、死にたくなったっておかしくはありません。
生きたくても、死んでしまう人がいるというのが、理屈ではわかってても、死を選ぶ人はたくさんいる。
私も小説家を目指してるから、わかります。
先がわかりきったとおり、読めてしまうんです。
例えば、河野氏は、総裁戦、勝てないだろうなとか、民主党の悪夢を知ってる国民が、これから、立憲民主党には任せられないなとか、どうせ、馬鹿な国民は、正確に言えば、利権しか頭にない人は特に自民党を選ぶ、いわば、会社側が、自民党で、労働組合が、立憲民主党ということです。
大企業に圧力かけられたら、中小企業は従うしかない。
結局、自民党が勝つようにできあがってしまっているということなんです。
ようは、力をもっているかいないか、それで、選挙が決まってしまうんです。これのどこが民主主義なのか?
これから、高齢化社会になっていく中で、消費税を5%に下げるのが、現実的じゃないと思ってしまう人もいるでしょうが、その分、経済格差を縮めるために、大企業や強者から、法人税・所得税を高くして、その分を弱者にまわす、この方法でいけば、経済格差はなくなり、高齢化社会に対する対策も、しやすくなるということなんです。
いわば、立憲民主党、特に辻元氏がやりたかった改革は、そう言うことなんです。
あと、もっと言えば、日本の法人税は低すぎるんです。
上げるのは消費税じゃなくて、法人税なんです。
そんなこともわからない、今の国民の馬鹿さかげんには、本気で呆れてます。
考えただけで、本当に全てが嫌になってくる。
そして、最初の生きるという問題に戻ってしまうんです。
こんな世の中、死んで楽になりたいと。
でも、必ず小説家になってみせるという気持ちが、五分五分でぶつかってる状態です。
小説家になって、もっと将来の事を訴えていきたい、そう思ってます。
だから、生きるという道を選びたいそう思います。