やはり、労働組合の運動の様子を、ちゃんと描いてほしかったですね。

この物語には、労働組合の運動の功績のある奥山玲子さんという素晴らしいモデルを使ってる以上、これを描かないというのはありえません。

そして、高畑勲・宮崎駿もモデルにしているのだから、尚更です。

これをどう、描くのか、楽しみにしてたので、その点は唸るところです。

もう一点、あるのですが、まあ、本当の家族じゃないから仕方ないのかなと思います。

開拓の話を、聞かないなんて、あり得ないですからね。

まあ、でも、それ以外は面白かったと思います。

子育ての大変さ、アニメーターがいかに忙しいか。

その中でも作画監督の忙しさ、はんぱないですね。

でも、メンバーが、凄いメンバーが、集まったと思いました。

あのメンバーで描いていたら、どんなことにも挑戦できるよなと思いながら、見ていました。

子供でも大人でも楽しめる、アニメをつくりあげたと思います。

まさに、ジブリの原点のような作品だと思います。

偉大な開拓者達がいたからこそ、今の北海道はあるんだなと思います。

勿論、本州も、五代や山本覚馬、広岡浅子・新島八重・平塚らいちょうのような先人の努力があるから、今があると思います。

大久保が、死ななければ、世の中が、どれだけ変わったか、それを考えるたびに残念になります。

今の日本にしたって、はっきり言って問題だらけですからね。