1 どうか偶然なんてことを

あてにしないでください。

偶然のない人生というのもあるのですから。

そうですね。世の中に偶然なんてないと思っていた方がいいかもしれません。

世の中にあるのは必然ばかりですから。

2 逆境が

人格を作る。

そうですね。追い込まれてこそ、自分の価値が問われます。

言い換えれば、新たな自分を発見するということです。

3 汝の心に教えよ、

心に学ぶな。

大事なのは、自分の心にどう教えて、前に進むかですね。

4 学問のある人とは、

本を読んで多くのことを知っている人である。

教養のある人とは、

その時代に最も広がっている知識やマナーを

すっかり心得ている人である。

そして有徳の人とは、

自分の人生の意義を理解している人である。

核心に迫ってますね。

5 人間にとって最高の幸福は、

一年の終わりにおける自己を、

その一年の始めにおける自己よりも、

遥かに良くなったと感ずることである。

自分自身の成長こそ、一番の幸福、本当にそう思います。

6 悔恨がないのは、

前進がないからである。

言い換えれば、生きていて死んでいる人のことを言うんです。

7 謙虚な人は誰からも好かれる。

それなのにどうして

謙虚な人になろうとしないのだろうか。

簡単です。人には欲があるからです。

だから、謙虚になりきれない。

謙虚は何よりも大切なことですが、自分にはっきり自信をもってる姿を見せるのも、自分の武器となる時がありますので、それを、見極めることが、大事なのです。

そして、謙虚が人を不快にすることもないとはいえません。

優秀な人間が、謙虚になりすぎると嫌味になりますからね。

8 わたしたちは

踏みなれた生活の軌道から放りだされると、

もうだめだ、と思います。

が、実際はそこに、

ようやく新しいものが始まるのです。

生命のある間は幸福があります。

踏みなれた生活の軌道から外れた時が、本当の勝負です。

9 強い人々は、

いつも気取らない。

その通りです。本当に強い人は、体裁を繕う必要はないですからね。

自分が弱いのを知ってるから、体裁を繕うんです。

10 孤独なとき、

人間はまことの自分自身を感じる。

誰しも、孤独になった時こそ、本当の自分を知ることができるんです。

権力者が、本当は孤独で、そうじゃないように振る舞おうとしてるように。

自分が、弱いということを、人に知られたくないから、強気に動こうとするように。

結局、人は仮面を被って生きてるんです。

その中で仮面をどう生かすかが、大事なのです。

決して、誤った方向に進んではいけません。

どうせ、仮面なら仮面を生かしましょう!