今日の曹操の墓の話しは、久しぶりに興奮して観てしまいました。
まさに、歴史的大発見とも言うべきものですよね。
そして、この番組では悪役ではなく、英雄として語られていました。
そして、私も初めて知った英雄についての話しもありました。
皆さんは、西門豹という人のことを知っていましたか？
西門豹は、まず地元の農民達を集め、どんな苦難があるか聞きました。 当時では地元に伝わる迷信で、毎年に河に住む神（河伯）に若い女性と多大な財産を、巫女や三老と言われる長老や儀式を管理していた役人に差し出し、それらを河に沈めるという人身御供の儀式がしきたりとなっていました。これにより集められた金銭は膨大なもので、民衆の生活が困窮するほどでした。また年頃の娘がいる家は逃げ出し、その田畑は荒れ放題となっていました。 これを聞いた西門豹は何も言わなかったので、農民達は新しい知事も駄目か、と帰っていきました。
しかし、実は西門豹はこの迷信により、巫女・三老・役人が迷信に付け込み肥え太り、農民達が困窮したので土地が枯れたと見て、更に灌漑が必要だが、迷信ある限り河に手を付けられないと判断し、まずはこの一掃に着手することにしていたのだ。
儀式が行われる日、河辺には巫女達と多数の見物人が居ました。そこへ西門豹は見学したいと護衛を伴って参加しました。そしていけにえの女性を見せられるや、「これでは器量が悪すぎる。もっと良い娘を連れて行きますので、待ってくださいと河の神に伝えられよ」と言い、「お怒りを買わぬためにも、使者には最も河の神と親しい者がよかろう」と巫女の老婆を河に沈め、 しばらくして「沈めた巫女が帰ってこない。様子を見てこられよ」と言い、弟子の女性たちを河に沈めた。更に「弟子達も帰ってこない。河の神への願いが難航しているようなので、次いで河の神様に貢献している三老に手助けをお願いしよう」と言い三老が河に沈められ、更にしばらくして「おかしい、三老も帰ってこない。更に次いでとなると、多額の金銭を集めた役人であろうか」と役人達を沈めようとしたが、役人達は「その任は何卒お許しください」と平伏して詫びました。その顔色は血の気が引きすぎて土のような色で、額を地面に頭を打ちすぎて流血するほどでした。西門豹はしばらく待った後、「どうやら河の神は客をもてなして帰さないようだ。皆も帰るがよい」と言いました。役人も民衆も度肝を抜かれ、これ以降いけにえの儀式は行われなくなりました。西門豹は河の神を信じている風にして、儀式の中心人物を反論できなくしたまま一掃し、迷信も一掃したのです。
そして、灌漑(農地に外部から人工的に水を供給し、農作物の増産、ランドスケープの維持、乾燥地帯や乾期の土壌で緑化する際などに利用される。他にも農業生産において、作物を霜害から守る、穀物の畑で雑草を抑制する、土壌の圧密を防ぐといった用途もある。対照的に直接的な降雨のみで行う農業を乾燥農業と呼ぶ。灌漑システムは、塵の飛散防止、下水処理、鉱業などにも使われる。灌漑と排水は組み合わせて研究されることが多い。)
次に西門豹は付近の村の長老を呼び集め、黄河や河からの田畑へ灌漑するという大事業を始めました。この大事業に対して、人々は「今のままでも暮らしてはいける。何故これほどのことをやらねばならぬのか」不平不満を漏らしたが、西門豹は「父兄が不満を言っているのは知っている。彼らに解らせる必要はない、結果が彼らの子や孫のためになればよいのだ。この功績は100年後に評価されるだろう」と述べ、工事を遂行させました。
この灌漑により、農業は大きく発展し、魏は強国となって列侯に並べられました。
のちに漢王朝から水路を変える命令が出た際に、土地の古老達はこれに反対し命令を却下させました。西門豹が述べた通り、後世にまで業績が評価されました。
彼の祠だとされる西門豹祠は、河河畔のの故地である安陽市付近に多数あります。
西門豹は、2400年たった今でも伝説的な英雄として語られてるそうです。
この番組では、西門豹の影響を曹操が受けているということでした。
曹操の墓も、西門豹の近くに墓を作らせるほど曹操にとって一目おく存在だったというわけです。
曹操が、後世の人に自分の墓を見つけられないように72の偽の墓を作らせたというのも興味深いですよね。
曹操は、悪役として描かれてることが多いので難しいんですけど、私的には前にも書きましたが信長に似ていると思うんですよね。
人に恨まれても、天下太平のために、天下統一をしようとした人物だと思っています。
しかし、結果的に漢をのっとってしまったから、劉備を正義、曹操は悪として描かれてしまうんですよね。
曹操は、「周の文王と自分は同じでいい」と言ったそうです。
私的意見としては、文王は、太公望の意見を取り入れたからだと思うんですけどね。
太公望の時代では、まだ皇帝はありませんでしたからね。
始皇帝で、初めて皇帝ができたわけですからね。
皆さんは、曹操をどう思いますか？
まさに、歴史的大発見とも言うべきものですよね。
そして、この番組では悪役ではなく、英雄として語られていました。
そして、私も初めて知った英雄についての話しもありました。
皆さんは、西門豹という人のことを知っていましたか？
西門豹は、まず地元の農民達を集め、どんな苦難があるか聞きました。 当時では地元に伝わる迷信で、毎年に河に住む神（河伯）に若い女性と多大な財産を、巫女や三老と言われる長老や儀式を管理していた役人に差し出し、それらを河に沈めるという人身御供の儀式がしきたりとなっていました。これにより集められた金銭は膨大なもので、民衆の生活が困窮するほどでした。また年頃の娘がいる家は逃げ出し、その田畑は荒れ放題となっていました。 これを聞いた西門豹は何も言わなかったので、農民達は新しい知事も駄目か、と帰っていきました。
しかし、実は西門豹はこの迷信により、巫女・三老・役人が迷信に付け込み肥え太り、農民達が困窮したので土地が枯れたと見て、更に灌漑が必要だが、迷信ある限り河に手を付けられないと判断し、まずはこの一掃に着手することにしていたのだ。
儀式が行われる日、河辺には巫女達と多数の見物人が居ました。そこへ西門豹は見学したいと護衛を伴って参加しました。そしていけにえの女性を見せられるや、「これでは器量が悪すぎる。もっと良い娘を連れて行きますので、待ってくださいと河の神に伝えられよ」と言い、「お怒りを買わぬためにも、使者には最も河の神と親しい者がよかろう」と巫女の老婆を河に沈め、 しばらくして「沈めた巫女が帰ってこない。様子を見てこられよ」と言い、弟子の女性たちを河に沈めた。更に「弟子達も帰ってこない。河の神への願いが難航しているようなので、次いで河の神様に貢献している三老に手助けをお願いしよう」と言い三老が河に沈められ、更にしばらくして「おかしい、三老も帰ってこない。更に次いでとなると、多額の金銭を集めた役人であろうか」と役人達を沈めようとしたが、役人達は「その任は何卒お許しください」と平伏して詫びました。その顔色は血の気が引きすぎて土のような色で、額を地面に頭を打ちすぎて流血するほどでした。西門豹はしばらく待った後、「どうやら河の神は客をもてなして帰さないようだ。皆も帰るがよい」と言いました。役人も民衆も度肝を抜かれ、これ以降いけにえの儀式は行われなくなりました。西門豹は河の神を信じている風にして、儀式の中心人物を反論できなくしたまま一掃し、迷信も一掃したのです。
そして、灌漑(農地に外部から人工的に水を供給し、農作物の増産、ランドスケープの維持、乾燥地帯や乾期の土壌で緑化する際などに利用される。他にも農業生産において、作物を霜害から守る、穀物の畑で雑草を抑制する、土壌の圧密を防ぐといった用途もある。対照的に直接的な降雨のみで行う農業を乾燥農業と呼ぶ。灌漑システムは、塵の飛散防止、下水処理、鉱業などにも使われる。灌漑と排水は組み合わせて研究されることが多い。)
次に西門豹は付近の村の長老を呼び集め、黄河や河からの田畑へ灌漑するという大事業を始めました。この大事業に対して、人々は「今のままでも暮らしてはいける。何故これほどのことをやらねばならぬのか」不平不満を漏らしたが、西門豹は「父兄が不満を言っているのは知っている。彼らに解らせる必要はない、結果が彼らの子や孫のためになればよいのだ。この功績は100年後に評価されるだろう」と述べ、工事を遂行させました。
この灌漑により、農業は大きく発展し、魏は強国となって列侯に並べられました。
のちに漢王朝から水路を変える命令が出た際に、土地の古老達はこれに反対し命令を却下させました。西門豹が述べた通り、後世にまで業績が評価されました。
彼の祠だとされる西門豹祠は、河河畔のの故地である安陽市付近に多数あります。
西門豹は、2400年たった今でも伝説的な英雄として語られてるそうです。
この番組では、西門豹の影響を曹操が受けているということでした。
曹操の墓も、西門豹の近くに墓を作らせるほど曹操にとって一目おく存在だったというわけです。
曹操が、後世の人に自分の墓を見つけられないように72の偽の墓を作らせたというのも興味深いですよね。
曹操は、悪役として描かれてることが多いので難しいんですけど、私的には前にも書きましたが信長に似ていると思うんですよね。
人に恨まれても、天下太平のために、天下統一をしようとした人物だと思っています。
しかし、結果的に漢をのっとってしまったから、劉備を正義、曹操は悪として描かれてしまうんですよね。
曹操は、「周の文王と自分は同じでいい」と言ったそうです。
私的意見としては、文王は、太公望の意見を取り入れたからだと思うんですけどね。
太公望の時代では、まだ皇帝はありませんでしたからね。
始皇帝で、初めて皇帝ができたわけですからね。
皆さんは、曹操をどう思いますか？