主題は、人の死とは何かということでしたね。

人の死とは、その人の役割を終えた時にやってくるものと言っていましたが、龍馬に関して言えばそう言えるかもしれません。

大政奉還と船中八策、これが新しい世の中をつくることになったわけですから。

本人にとっては、もっと先の先まで見ていたはずなのでいいとは言えないのかもしれませんが、はたから見れば歴史に第一歩を踏み出させることに成功したわけですから、天が、新しい世の中にするために生み出した存在という見方をする人がいても不思議はないんですが、それはあくまでも龍馬に関して言えばの話しです。

それ以外は、はっきり言ってあてはまりません。

なんせ、あまりにも若くして亡くなる方が多いし、ありえない死というものも多く存在します。

例えば、このブログで龍馬に匹敵するくらいしつこく言ってる小松帯刀なんて、徳川の世が終わってからにこそ、特に必要な人物ですよね。

間違いなく、歴史は大きく変わってたはずですから。

もちろんそれ以前に、島津斉彬が生きていればといい始めたらきりがないほど理不尽なことが存在します。

つまり、それを天命として片付けるのは大きな間違いと言わざる終えないですよね。

それと最終章は、龍馬の死へのカウントダウンの形で語られてますね。