神奈川県の横浜市と大和市にまたがるところに「いちょう団地」という団地がある。
↓大和市の部分と横浜市泉区の部分にまたがっているようだ。一部、上飯田団地ってのもここなのかな?

昔、戸塚駅から今の横浜市営地下鉄の中田駅がある近くにある営業所に毎週通う用事があり、当時は地下鉄がまだ通っていなく、神奈中バスで戸塚バスセンターから長後駅行きのバスで行っていた。
あるとき、いちょう団地行きや上飯田団地行きでもここを通ることを知った。
ところが、それらの路線がどれも乗り場が違うため長後駅行きの列に並んでいていちょう団地行きが来るとあわてて走ってそっちの乗り場に行くが列の最後になるため立っていなければならない。
乗っちゃった頃に長後駅行きが来たりすることがよくあり、いちょう団地が来ても見送ったりすると長後駅行きが20分ぐらいは来ないで長蛇の列になりまたいちょう団地行きが来たりすると、3分の2ぐらいの人がそっちに走るためいちょう団地行きが満員になる。確か立場(たてば)という停留所までは同じ道を走り立場で長後方面といちょう団地方面で別れるらしいのだが、だいたい戸塚バスセンターから乗る人は立場までの停留所に用がある人だからこうなるわけだ。で、結局、混雑したバスで出発したところに長後駅行きが入ってきたり、続いて立場止まりが来たりするのだ。
用を済ませて戸塚駅から電車に乗るために中田停留所で待っていると、長後駅からのといちょう団地、上飯田団地、立場からのバスが混ざって来るので2~3分で来るのだが、下飯田という所から来るのだけはバスセンターに入らないから駅前で降りな、とは聞いていたがどうすれば下飯田から来たのかわかる方法がわからなかったのだが、ほぼすべて「終点戸塚バスセンター」と放送されるのでそのバスには当たらなかったのだろう。ものすごいゲリラ豪雨の日、そのバスに当たったようで戸塚駅の近くのバスセンターの反対側に曲がり商店街のところの停留所で全員降りた。しかし表示が「戸塚駅」行きだったのでまだ駅のほうへ行くのか?と思い降りずに座っていたのだが、出発して「終点戸塚駅」の放送は流れたが踏切手前の道を右に曲がると駅なんだが左に曲がり、しばらく走り小さな車庫のような所に着いた、「駅には行かないの?」と運転手に聞いたら「えっ!あっ、まだ乗ってたの、降りたと思った、ここが戸塚駅って停留所なんだけどさっきの停留所のほうが駅には近いんだよ、ここで降りたらさっき曲がったところまで歩いてもっとまっすぐ行くと駅に行くよ、すごい雨で悪いけど歩いてくれる?」と言われて歩いたが、戸塚駅とバスセンターと別で駅にいちばん近いのは戸塚駅の手前のなんとかという停留所という初めて乗ったら絶対にわからないようなことになっていた。
↓いちょう団地の自治会長たち。

↓かつてのカンボジア難民。

↓1980年に大和定住センターができたようだ。どうりで外国人らしき人たちが多い地区なわけだ。

↓40年前にカンボジアから来たという人。

この辺に行くとカンボジア料理だったかベトナム料理の店があるらしいという話。

いちょうは神奈川県の木になっているからつけられたのかもしれないが、東京都の木もいちょうなのだ、東京都のゴミ収集車にはいちょうの葉っぱのマークが描かれているのだが、なんかそれを思い出していちょう団地なんて変な名前だな、と思っていたしだいである。