『月刊京都』という雑誌がある。
初めて見たのだが、1950年に創刊したらしくかなり老舗の雑誌のようである。
白川書院という京都市左京区にある会社が発行している。
京都では人気なのだろうか?
ペラペラ見ていたらちょっとおもしろい話が載っていた。
↓『月刊京都』2019年2月号(No.811)

鰻の話の中で、鰻やうどんのだしが京都と東京で違う理由が書いてある。
関東は江戸時代には労働者が多かったからしょっぱめにしてあるとか、関東で濃口醤油が発展したからなどの話は聞いたことがあったが、それらとはまた別の理由が挙げられている。
↓京風と江戸前の鰻の料理法の違い。

↓だしの違い。

水が違うと。富士山より東の関東では硬水で、富士山より西では軟水。硬水では昆布だしが出ないと。
初めて聞いた。すると今でも関東で昆布だしをとろうとしても水道水や井戸水ならばダメなのかね?

↓すしクイズ。京都のすしはなぜ寿司と書くのか?

↓京寿司のこと。

魚へんに旨い(鮨)=江戸
魚へんに酢(鮓)=大阪
寿司=京都
↓答え:天皇陛下に献上したから。

店ののれんにどの字が書いてあるかで、どこで修業をした人の店かがわかるらしい。

↓にしんそばって京都発祥だったのか?

北海道とか東北のほうのものかと思っていた。
↓にしんそば。