さて、2022年6月の相模湾流についてみてみましょう。
まずは、黒潮のふるまいから。
6月もゲートチェンジなく北側ゲートに固定されてます。
これで1年1ヵ月ゲートチェンジがありません。
次はワジオとカシマジオの流入日数と率について。
(流入時間/24)
ワジオ 1.8日 6%
カシマジオ 6.8日 23%
その他 17.3日 58%
欠損データ 4.1日 14%
6月はワジオが見事に撃沈しました。見てのとおりカシマジオ優位です。
次は黒潮流路と相模湾流の関係について。
北側ゲートのみで南側ゲートはありません。
次は、潮まわりごとにみる各潮の流入日数です。
カシマジオは中潮に多く流入してます。ワジオは大潮に1.3日入りました。
次は、曜日ごとにみる各潮の流入日数です。
6月は観測データがない時間帯があるので、グラフが凸凹してます。
カシマジオは週末から月曜にかけて多く流入してます。
次は、時刻ごとの流入率をみてみましょう。
カシマジオのゴールデンタイムは17時です。やっぱりカシマジオは午後からですね。
次は、カシマジオが流入した潮まわりと時刻をみてみましょう。
カシマジオの最多流入は大潮後の中潮の2日目です。夕方だけみると最多流入は、大潮後の中潮の4日目と小潮の1日目です。
次は、流速を見てみましょう。観測ポイントは真鶴の三ツ石沖です。
カシマジオは0.3~0.6ノットにピークがきました。ワジオのような傾向を示してます。
次は、時刻とカシマジオの流速について見てみましょう。
あまり流速が速くないカシマジオですが、1ノット前後の潮が見られます。
夕方は0.3ノットから0.9ノットの潮が多いです。
次は、潮流と海水温についてみてみましょう。
観測ポイントは海水温が江の浦沖で、流速は三ツ石沖です。
南西の強風が吹き荒れた23日頃に水温が急低下しました。強風で表面の海水が流され、海底から低水温の海水が沸き上がってきたものと思われます。いわゆるラニーニャ現象です。鉛直方向の水温分布を把握していれば、何mの深さの海水が沸き上がったかがわかります。
その後、海水温が上昇し黒潮流域以上の温度を記録してますが、これは日射の影響と思われます。
次はワジオ モメンタムについてみてみましょう。
まさかの撃沈です。黒潮接岸位置が西に寄っているので、ワジオの流入は安定しないだろうと思ってましたが、ここまで低下するとは思ってませんでした。ワジオの流入に黒潮の接岸位置はとても重要です。
予測精度の高いAIを導入したら、この結果を予測できるのか試してみたいところです。
最後に円グラフで各潮の流入率についてみてみます。
見事にワジオが撃沈しました。そもそも黒潮の接岸位置が西に寄っている状態の5月に、ワジオの流入が増加したことが不思議だったんです。6月の黒潮接岸位置も西寄りなので、ある意味実力値なのかもしれません。
西湘方面の真鯛船がこのカシマジオのなか、連日好釣果を叩き出してました。西湘方面にはまだまだ場荒れしてない、未開拓の釣り場があるんだと思います。












