今回は冷蔵庫内でフエダイとアカハタを1週間熟成させてみた。
ホントはクーラー内の氷水に漬けて熟成させたかったが、氷の供給が追いつかず冷蔵庫内での熟成になった。
1週間経つと、皮はけっこうカサカサ感が増す。
捌いてみると中もカサカサだった。
皮と身の間のフエダイ自慢の脂がなくなっている。40cmの小さい個体でも、もっと脂はあるだろ。
庫内の温度管理ミスか熟成期間が長すぎたのか、両方が原因なのかわからないが脂がない。
例えるなら、脂の乗りがいい尾長みたいな感じだ。
ちょっとガッカリしたが、今回は脂がないフエダイを楽しんでみる。
まずは中落である。やはり脂が無いぶん甘みがない。
フエダイの甘み=脂ということが、はっきりわかった。
これはアカハタの中落。味が薄いのでポン酢があるとちょうどいい。
見た目どおりかなりパサパサで、かまぼこの練り物のようだった。
毎度のフエダイ丼にしてみたが、脂がないせいか65点である。
はっきり言ってイマイチである。いい状態の味を知ってる者からすると物足りない。
フエダイの生命線はあの脂である。この味だと、いいとこ1500円/丼くらいだな。
脂がないので寿司ではなく焼いてみた。
左がフエダイで右がアカハタである。
アカハタは味がないのでソースを付けてみたが、フエダイもいつもの味がないのでソースが必要だった。
焼いてもイマイチである。
フエダイ飯は風味、味ともによく今回のなかで一番よかった。
これは調味料がいろいろ入ってるから、それで味がカバーされたのかもしれない。
今回は脂が抜け完全に熟成失敗例である。
この失敗でわかったことは、脂が抜けたフエダイは普通の白身魚ということ。
脂がないから甘みがなく、素では美味く感じない。
フエダイはあの脂が生命線である。
次回以降はさっさと食べようと思う。







