(88) 真鶴の めじな釣り Round1 | ID Fishing

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潮の法則。潮を基準に釣りを組み立てます。Match the Current

沖に浮かぶはカツオ・マグロ船だ。

超弩級で盛り上がっていた小田原沖ではなく真鶴沖で浮かんでいる。

先週は、わたくしもキハダ狙いで小田原沖へ行った。

エビングのわたくしはヒットしなかったが、コマセの釣り人に67.3kgという超弩級がヒットし、船長も含めた格闘の末に無事に獲りこまれた。

あんなデカいキハダを見たのは初めてだ。せっかくだからフォトに撮っておけばよかったと、ちょっと後悔している。

あのサイズがヒットすると、『あーなるんだな』とイメージはできた。わたくしも、あのサイズと一戦交えてみたい(笑)。

 

キハダの話は置いておいて、時期早々だが三ツ石へ出かけてみた。

天気もよく、いい凪の一日だった。目立った上り潮は入っていない。

 

熱海側先端の高台からワイドビューで撮ってみた。

最近、最新の防水デジカメを購入した。機能がいろいろあり、夕方までの時間つぶしにはちょうどいい。

スポーツモードは連写ができる。このスポーツモードでキハダのナブラを撮ってみたい(笑)。決定的な跳ねてる瞬間を撮れるかもしれない。

 

キハダの話は置いておいて、めじなの話だ。

日没直前の18時から釣り開始。

コマセをパラっと撒いたらヒットした。

ちょうど40センチくらいのめじな。時期早々なのでリリースした。

 

完全に日没してから小さめがヒット。小さいからリリース。

このコッパからアイゴが3連発。8月に周辺をシュノーケリングしたときにアイゴがたくさんいた。あのアイゴたちが喰いついくるので困った。

刺されないように慎重に針を外した。ここでズブリとやられたらタイヘンだ。

 

時刻は18:40。ウキが沈んだ。するとギュンギュンと竿に乗った。デカいのが喰らいついたと思ったらバレた。ヒットから3秒くらいで6号のハリスがチモトあたりで切れた。どうやらデカいのが入ってきたようである。

時刻は19:40。秒殺から1時間経ったころにウキが沈んだ。するとギューンと沖に走った。デカいと思い慎重に糸を出したが、ヒットから4秒くらいで6号のハリスがチモトあたりで切れた。どうやらデカいのが、まだ周辺にいるようである。

時刻は20:10。ウキが沈んだ。するとギューンと左に走った。またデカいのがきたと慎重にタメたら止まった。意外とスーっと寄ってきたのでヘッドライトで照らしたらギラギラしている。ボラかとガックリしたが寝かせたら黒鯛だった。急いで網ですくって大物ゲット。

けっこうデカいが痩せてる個体だった。

6号を2号のように簡単に切っていったのとはあきらかに違う。チモトを秒殺で切っていたのは、これではない。

 

時刻は20:30。

根掛りでウキをロスト(笑)。予備がなかったので今夜はこれにて終了。

 

検量結果は50センチ。尾っぽを伸ばせば51センチか。。。

50センチの黒鯛というと、小田原新港の3番テトラで20数年前に釣って以来なので久しぶりだ。

今回の狙いは黒鯛ではなく、あの6号ハリスを2号ハリスのように切っていく連中だったが、反対に返り討ちにあってしまった。

あれを高確率で仕留めるには10号ハリスが必要だと思う。8号だと半分バラス。過去に初島のゴロタでも同様なことがあったが、あのときは4号の竿に10号のハリスまで太くしたが、あれと同じだ。水温が高いので、たぶんイスズミのデカいのが喰らいついているとは思うのだが、獲り込んでいないので何が喰いついているのかわからない。高水温下の浅場はデカいのがくるからおもしろい(笑)。

 

 

翌日も小田原沖にカツオ・マグロ船は見あたらない。どこへ行ったんだカツオ・マグロ船団。

ここでひとつ詠む。『夏潮や、つわものどもが夢のあと』(笑)
 
 
日時:2019年9月28日
水温:24.0℃
潮流れ:上り潮
水色:薄濁り