自宅では陶器も磁器も漆器も使っている あきえです
旧会津本郷町は
全国的にも珍しい
陶器と磁器の両方の土が取れる産地なんですねー
なので、会津本郷焼には
陶器も磁器もあるんです
先日は、磁器の陶芸家である
田崎さんに「陶器と磁器の違い」というお話を聞く会でした
陶器と磁器の違いは
そもそもの原材料の違いでもあります
陶器の材料は粘土から作られ
磁器は石を砕いて作られた粘土です
また、陶器はろくろでひいて形を決めるのに対して、磁器はろくろでひいて更に削って形を決めます
焼く時の温度も違い
陶器は1210℃〜に対して
磁器は1300℃と陶器に比べて高い温度で焼くそうです
それぞれの構造も
陶器は雷おこしのようにポン菓子を水飴で固めているのに似ていて、磁器はチョコレートのようにみっちりとしています
それぞれの特徴といえば
熱が伝わりにくい陶器に対して、磁器は熱や光を通しやすく、電子レンジも可能です
中の飲み物が透けて見えますね
磁器の吸水率は5%以下と言われ、水や油にも強い事から、香りの強い物を入れても臭い写りがせず、洗った後も拭いて仕舞えますが、陶器は水が滲みやすいので洗った後はしっかりと乾かしてから仕舞わないと、後でカビたり蒸れ臭くなる事があるようです
(対処法としては、毎日使うと良いそうですよ)
万が一欠けた場合
田崎さんの器なら2〜3回焼き直しが可能なので、もう一度釉薬を掛けて焼き直す事で埋める事が出来るそうです
(欠けた程度によります)
後は漆器の職人さんに金継ぎをして頂くのが一般的なようですが、金で継いだあとは電子レンジは使えなくなります
(私も幾つか金継ぎをしてもらった事があります)
他にも形成する時の違いや
原材料の違い(産出される石の違い)本郷焼の仕組みや現在の取り組みなど、面白いお話を聞かせて頂きました
特に、現在の取り組みは
私がお店をまだやってたら
かなり興味深い話でした
他産地の話も面白かったなー!
12/24まで、ゆるっと開催しているので、ぜひ足を運んでみて下さいね♡
10:00〜17:00まで開催
駐車場あり
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