先日、とある方との会話。
Aさん 漆器が欲しいけど、どう扱ったら良いかわからないの。
Bさん きっと貴方には扱えないわよ~。漆器は洗剤じゃ洗ってダメだし、お手入れも必要なんだから!
…絶句でした。
日常的に漆器を使ってる私ですが、洗剤で洗います。
私は肌が弱いのでアクリルたわしにヤシの実洗剤を付けて。
そのあとは、手ぬぐいでさっと拭いて終わり。
しかも、忙しい時は翌日まで前の晩の漆器が流しに置きっ放しなんてこともある始末。
金継の器は食器洗浄機にかけてます。
今のところ金は取れず、その美しいままです。
これが、全ての食器に可能であるとは断言できませんが、私の持っている漆器は、まぁ、こんな私の雑な扱いでも全然へいちゃら。
昨日グリルしたお肉にたっぷりと柑橘系のソースをかけて漆器に盛り付けて出したら、お肉が苦手な娘がキッチンの隅にこそっとお残ししてたの(T ^ T)
一晩明けて気が付いた私。
あー。臭いがお皿に付いちゃったかなぁ~と、ベッタリ付いたソースを流しながら考えて、洗い終えたお皿をクンクンしたら…
臭くない。
すっかり忘れてたけど、漆器は酸にも強いのです。
ただ、もう一度言いますが、私みたいに雑な扱いがどんな漆器にも対応出来るかは分かりませんので、こんな雑な扱いをする人もいるのか。と思って頂けたら…
Bさんからそんなに雑だと何年も持たないでしょう?とも言われました。
もちろん、そう思うと思います。
なので、雑なまま何年か使ってみますね♬
今は1年経過しましたけど、こんな雑でも修理に出したのは子ども達のお椀の縁に刃を当ててしまった時だけ。
どんな風になっていくのか、楽しみです♬
(誰か職人さんが見てたらゴメンなさいね 笑 壊れたら修理お願いします。)
もうすぐ、私も愛用している漆塗りのお箸が再入荷します。
お箸は口に食べ物を運ぶ大切な道具です。
舐めたり、噛んだりしてしまった時にも安心な道具を使いたいですね。