こんにちは
こんばんは

いつも見てくださる方、
本当にありがとうございます。



ここ10年くらい
漫画とホラー系の小説くらいしか
読む時間がない生活だったのですがぁ
(漫画とホラーは読める)

折に触れて
どハマりした小説を
もう一度読みたいなぁ
と思っていました。

特に
感受性全開だった10代〜20歳くらいに
読んだ小説を
もう一度読んだら、
今の私はどう思うのかなー?と。

ちょっとドキドキ。。



そんなわけで、
ひっそりと
昔の小説をもう一度読み返す
キャンペーン開始しました ニコニコ



☆第1弾☆

村上龍  著

「コインロッカーベイビーズ」

同年代の方は
多分タイトルだけでも
ご存知かと思いますが、
大ベストセラー小説です。
読んだ事ありますか?

私は当時ちょうど
東京に来たばかりだったので、
初めて見る新宿のビル群を眺めては
その全てが破壊されていく様子を
妄想していました。



☆主要人物(イメージですもちろん)





キク
「突出した運動神経」「無口」「優しい」「喧嘩っぱやくて不器用」とまぁ、
私のど真ん中で。
当時私は恋しました。





美少女アネモネ。
キクが大好きでほんと可愛い。
ワニ飼ってるのもいい。
アネモネの真似をして
オムライスの薄焼き卵を
沢山作った覚えがあります!







歌で人の感情を操れる
奇跡の声の持ち主、ハシ。
センシティブで線の細い少年。



(精神的に離れられない
キクとハシ。


コインロッカー。

破壊衝動

渇望と拒否。

混沌と神聖。

そうだった…


村上龍のたたみかける文体に
今の私は息切れしないかな?)


当然でしょうが
読む年齢が違うと、
感じることも随分変わっていました。

当時(20歳前後)は、
ひたすらキクとハシの思いや
アネモネの恋心に夢中になって
読んでいましたけれど、

今は序盤の
養母がハシを探しに
新宿までくるところで大号泣。

そしてやっぱりキクが好きすぎる…。


当時はかなりのめり込んで
読後は、エネルギー使い果たして
灰のようになった覚えがあるんですが

今は少し俯瞰して読むことが
出来た感じでした。

これってかなり漫画っぽい
ストーリーだったんだなぁと発見。
面白くてよかった。



皆さんも是非
たまには昔好きだった本を
読み返してみてください。

きっと
昔とは違う何かを
発見するんじゃないかと思います。