スーパーで買った、巻き寿司と小さな冷麺を昼食にいただいた。冷凍の「横浜あんかけラーメン」をと思っていたが、さすがに飽きた。巻き寿司、小冷麺、おいしかった。小満足したぞう❗


 食事の後、毎週、録画している海外ミステリー、自閉症のドクターを主人公にしたテレビを観る。自閉症のドクターという設定に興味を持ったものの、さほど期待をせずに録画したものだが、第一話を観て、すぐに引き込まれた。それぞれの医師の人間模様、患者一人一人の人生が、丁寧に掘り下げられていて、素晴らしいと思ったのが発端だ。

 私の書く作品も、ミステリーでありながら、たくさんの人間模様、その人生を描き切ることを常にしている。

 笑いをテーマに書いた作品は、ヤクザな人間と落ちこぼれの漫才師を軸に、その周りに集まる多様な人間たちをしっかり描き、魅力的な人間像を浮かび上がらせるよう尽力して仕上げた。(長編)

 少年院出身の7人の少年たちが、詐欺を働く物語もまた、7人の少年たちの過酷な過去を克明に書くことで、犯罪に至る少年たちに、少しでも共感していただけるよう、丁寧に書き上げた。(長編)

 残酷な殺人事件に端を発する物語は、事件に関わる人物、それぞれの生活をしっかり書くことで、単なる推理小説ではなく、共感を呼ぶ人生物語になるよう書き上げた。(長編)

 主人公が皇居を一周するだけの、ただそれだけの物語は、周りの景観に同化しながら、主人公の人生を重ね併せ、ゴールに至るまでを書いている。(短編)

 一昨日、投稿応募した作品は、若くして人気者になった落語家の愛と苦悩の物語で、登場人物こそ少ないが、心暖かくなる、そんな愛を描くことを目的に書いた。落語「まめだ」がその愛を盛り上げる。(短編)

 今年は、他にもたくさんの作品を作ってきた。遊廓で働く、障がいを持つ女性の、遊廓を離れる決心をするまでの14年間の記録を書いた物語(長編)は、自信作だが、成否はともかく、もう一度書き直したいと考えている作品だ。

 他にもたくさんある。それぞれ応募していて、結果はまだだが、さほど期待していない。残念な結果の時は、さらに見直しを図り、新たな挑戦を繰り返す。大切なことは、決して諦めないことだと思っている。七転び八起きの精神で何度でも挑戦する。私の夢の実現は、その先にしかない。

 というわけで、今日は少しゆっくりしている。75歳6ヶ月半、時には休養が必要な時がある。ヘイヘイほーだ。