夏色の空が天を覆い、暑気が空から降り落ちてくる。梅雨はどこに行ったのだろう。すでに気候は真夏の様相を呈している。駅への道を急ぎながら、道ばたに咲く草花にひとときの涼を得る。午前8時、暑さがひとしお厳しくなった。私の1日がゆっくりとスタートする。


 懐かしい友人と会い、話をすることはとても楽しく、刺激になるということを改めて感じさせられた昨日。ほどよい疲れが深い睡眠を誘い、今朝の目覚めは最高だった。

 家内が退院して以来、一時的に主夫業を封印した私の朝は、家内の入院時より、朝の支度がいくぶん楽になった。ゆっくり用意をして、でも、ゆっくり過ぎて、追い立てられるようにして自宅を出た。いつもの日常が戻ってきたことにチョイ安堵する。


 乗り換え駅の川をまたぐ長いホーム、吹く川風が心地よい。今朝の川面は、空を写して青空色に染まっている。きれいだぞう❗ 思わず叫びそうになる。いいぞう❗ 今度は小声で叫んだ。逆立ちしそうになるのを辛くもこらえる(ごめんなさい。逆立ちできなかった。


 クーラーの効いた車内にホッとする。汗が引き、心地よい冷たさに、つい眠気が。つぶらだと評判の目(大嘘)をつむり、しばし黙想する。長過ぎる脚(自己申告)を無造作に通路に放り出し眠る。まるで、眠り姫のようだとは、巷の声だ(大嘘)。

 それでも、わずかな眠りが心地よい。終点までウトウトする。


 今日もまた、何かと忙しい1日になる。汗をかきかき、頑張るっちゃだ❗ 今日もエイエイオーだぞう❗