静かな時間が流れて行く。連休の谷間、平日の午後、マクドナルドでチョイ休憩する。店内には休日の喧騒はない。まばらな客、おばあちゃんたちのギャハハのハーといった歯の抜けた笑い声だけが響く。照り焼きバーガーとホットコーヒー(s)を注文し、クールにいただく。腰の痛みは完全には抜けきれていないが、立ち上がる時の痛みは軽減した。歩く際も、いつも通り、長い脚(自己申告)を放り出すように、見せびらかして歩いても支障はない。

 

 久々に腰痛になって気付いたことがある。満足に体を動かせないことの気持ちのしんどさだ。

 腰を気遣いながら歩くもどかしさ。次々と追い抜かれて行く敗残者の心理。満員電車の中で、隣の客にドドッと押されて、踏ん張った瞬間、腰に凄まじい痛みを感じ、ウォーッと、声にならない声をあげて天を仰いで涙をこぼす情けなさ。二枚目(自己申告)も形無しだ。

 1日も早く完治したい。完治して、元の私、カッコいい私に戻りたい(嘘です)。


 作品づくりが一時、停止している。少年犯罪を描く作品は、佳境に至っているが、その先を進めないでいる。椅子に座りっぱなしは、まだまだ危険だからだ。書き始めると、時間の経過を無視して書き、いつの間にか3時間、4時間が経過している時がある。非常に危険な状態に陥ってしまう可能性がある。時計を見て時間調節して挑みたい。


 髪の毛が伸びた。それでなくてもぐちゃぐちゃの天然の髪の毛が、さらにぐちゃぐちゃになり、ブラシでとくのが面倒になる。髪の毛だけは、この年になっても多く、白髪も目立つほどではない。もう少し伸ばして……、どうしよう? パリコレを目指そうか(虚偽申告)。


 夕方から作品づくりに挑む。連休中に長編小説を完成させたいと思っている。ずっと座りっぱなしは危険なので、時々、立ち上がり、お尻ふりふり体操(幼児がやっていた)を試みたい。頑張る腰痛、75歳もうすぐ4ヶ月、今日も元気だぞう❗