一層蒸し暑い朝を迎えた。困るのはマスクをすると息苦しいことだ。特に今、使用しているマスクは、ぴったり密着しているので息苦しさは半端ではない。昨日の帰りなど息苦しさのあまり、マスクをずらして、何度かプハー、プハーと大きく息を吸い込んだものだ。まるで水の中に潜って息継ぎをしている、そんな感じだった。


 暑くなると、かき氷やアイスクリームが欲しくなるものだが、私は10年近くも大好きなかき氷、アイスクリームを口にしていない。長堀の利用者に時々、アイスクリームを買ってプレゼントするのだが、その時も、「おいしい? 冷たい?」と聞き、指を咥えて寂しく眺めるだけだ。死んでもいいからかき氷食べたい、アイスクリーム食べたいと思わなくもないが、どうしても72歳5ヶ月半チョイの理性(自己申告)が邪魔をしてしまう。

 

 曇り空の日の川面は、輝きもなく失意に満ちている。淡々と流れる川に思いを馳せることもかなわない。ふと熱海市の土石流災害を思い起こす。自然災害の怖さを改めて感じ、安否不明の方々の無事を心からお祈りする。いつ何時、どのような形で噴出するかも知れない自然災害、明日は我が身と思い知る。