会場兼宿泊場所 「きこり」  

議員6人で急きょ1月29、30日と福島県に行くことになった。 
『小規模自治体の可能性を探る』とうタイトルでフォーラムがあるという。
『議会改革』という分科会の文字。完全にハートを突き刺された。
「ぜひ行って見たい!」。

そのきっかけは普代村出身の福島大生が熊谷議員にパンフレットを渡したことだった。

1月17日の全員協議会でそのコピーを渡されて熊谷議員に「行きましょう!」
とお誘いした。「何人かいくのであれば行きたい」という。
それを隣で聞いていた小中居議員が「それだったら俺も行く」と言ってくれたので、
もう決まりだ!3人で行くぞ!と決心。あとは何人プラスになるかだ。
藤嶋議員と大上議員も賛成してくれた。
あとは事務局に連絡を依頼し、現場にいなかった小屋敷議員も参加となった。計6名決定
!(もちろん自己負担)


飯舘村:人口6,177人 1,722世帯
農畜産業主体の村のようだ。人口が普代村の2倍。
はっきりと合併しない自立を明言している村。
村そのものにも非常に興味をもった。普代村が学ぶことがあるのではないか?
やはり、「なぜ合併をめざすのか」「なぜ合併しないのか」を住民に明確にし
目指す方向を共有しないと、村民を不安にするだけだ。


フォーラム主催:福島大学小規模自治体研究所・小規模研フォーラム飯舘村実行委員会
     共催:飯舘村・飯舘村議会


参加者:137名 うち議員約60名
    周辺市町村等職員・町村長、福島県庁職員、福島大学学生、
    宮城県庁職員、島根県庁職員、民間団体等、一般の方

まず、菅野飯舘村長の講演が1時間15分。
このあとの休憩でメンバー誰もが「講演内容が、村の多岐に渡る取り組みを淡々と
村長が村長のことばで自分の思いを伝えていることに感銘した。」と
「村長の話を聞いただけでも来てみて良かった」と満足。
おそらく村民は夢と希望をもつのではないか。
補助金の使い方にしても、ただそのまま補助するのでなく村独自で加工を加えて
後につながるような生きた活用をしていると感じた。
地域主権の時代にも間違いなく生き残る村だと思う。

村長自身が「村民目線である」というのは間違いない。そして職員にも気配りがある。
地域の「協働」がうまく機能して、村民・地域が協力的でありながら、自立している印象を受けた。

亀が村そのもので、亀の足4本が集落だとする。それぞれが亀本体の動くのを待っていても一歩も前に進まない。
二本がそれに気づいて動き出しても、後ろ二本に引っ張られて中々要領を得ない。
亀本体(村)が後ろの足(集落)にも気づきを促さなければならない。
そして4本自立して動き出したとき、本体(村)はどんどん前進する。

集落、地域がそれぞれ自立しなければ、村の自立はありえないことを教えられた。
「なんでも村がやります」「村は何もしてくんねぇ」、どちらも生産性がない。

分科会は「議会改革」「産業振興」「子育て支援」の3分科会だった。
議会改革と決めたが、迷った。「子育て支援」にも興味があった。
村に子供、若者がいることでしいては高齢者も恩恵を受けるものと考えている。
もっと子育て支援、若者支援を充実すべきと思っている。
もちろん産業振興も大事だ。
全部参加したいが体が足りない。
二日目最後の全体会で「子育て支援」の部会は参加者が少なかったと
「少ないこと自体に問題があるのではないか」と部会を担当した福島大学の千葉悦子さん(教授?)がコメントしていた。
おそらく、おそらくだが、自分と同じように参加したいと考えた人もいたと思う。
この3部会を考えた場合、選択がむずかしい。
全部重要である。 自分も千葉教授のコメントには賛成だ。
すみませんでした。 部会形式でなく、ひとつに絞ったフォーラムも必要かも知れない


●分科会「議会改革」

フォーラムのコピーを見たのは、1月17日の全員協議会の始まる前だった。
この日は、ある提案をしようとして議長にも連絡してあった。

<提案>
1、くろさき荘の方向性の民意を確認するために、議員が地域に出向いて見てはどうか。
  その意味を含めて、議会報告会をやってはどうか。

2、議員の定数を2名減とし、8名ではどうか。
  あわせて議員報酬の見直しを提案します。
  この2点についてご意見を伺いたい。
  報酬については、議員に期末手当というのはおかしいのでカット。
  そして現在月19万の報酬を17万に下げているが、元に戻す。
  年間で、18万の報酬減になる。 あわせて全体では600万以上の削減となる。
  月報酬を戻すことについては、月手取り15万ぐらいであればぎりぎり、
  若い人でも挑戦できる収入ではないかということであります。 以上

  広く村民にチャンスを与えて、やる気のある人材を集めたほうが議会が活性化する。
  報酬はきちっと与えるべきだ。という考え方。


(特に意見も出されなかったので)
議長:これについては唐突な提案でもあり、次回2月15日の全員協議会で意見を聞くとい   うことにします。
                 
以前から議会改革は必要だと感じていたが、言い出せなかった。
もう時間がない。4月は選挙だ。非難を覚悟で発言した。
選挙後は議員かどうかわからない。議員の意見が聞きたかった。
おそらく、本当は議員誰もがこれではいけないと感じていると思う。
ただ実行となると「恐い」のである。できればそっとしておいて欲しい領域だ。
ただ、それでは住民の信頼を得られない。
以上のような前段がありフォーラムに参加した。

 参加してみてびっくり
渡されたレジメの内容が全協で提案した内容そのものだった。
1、飯舘村議会が取り組んできた議会改革の経過として、
 (1)定数削減、議員報酬
 (2)一般質問における一問一答方式、回数制限の撤廃
 (3)議会報告会の開催
         と言う内容で本当に驚いた。(だから来たかったんだ!と納得)

特に議会報告会については、いろいろな意見が出された。
ここでは詳細は省くが、大いに参考になり刺激を受けた。
終了した後また「来て見てよかった」の連発だった。
役場も議会もそのレベルの違いというか、普代村の遅れを痛感した。
誰もが反省しながら帰ってきた。

これからの普代村を語りながら飯舘村を12時半に出てから、
この感銘を、参加しなかった議員と共有できないことを悔やみながらも
普代村の課題をずっと議論しながら普代に19時半に着いた。

飯舘村の皆様ありがとうございます。
(職員が生き生きしていることを感じたと普代の議員で話しながらきました)
福島大生の坂下雄洋君、おかげさまで貴重なカルチャーショックを頂きありがとう。
将来を楽しみにしています。

普代村議員6名がすべてに満足し、いいエネルギーもらって帰ってきました。
             ありがとうございます。