keiya「何!?ここから先はモンスター進入禁止!?」
見張り「ええ。ここは神聖な場所ですので、人間のみが進入を許可されています。このリオレウスは私が見ておきますので、どうか一人でお進みください。」
keiya「まあ仕方ない。行くか。」
keiyaはリオレウス希少種から降り、地図を確認しながら進んでいった。
見張り「あ・・・。ハンターさん?シュレイド城には近付かないで・・」
その時にはkeiyaはいなかった。その後少しすると別のハンターがやってきた。
見張り「あれ?ペジータさんではないですか。3年ぶりです。」
ペジータ「お前、まだこの仕事続けさせられてたのか・・。」
見張り「そこは言わないでくださいよ・・。で、こんなところに何の用ですか?」
ペジータ「ちょいとシュレイド城に行ってみようと思ってな。」
見張り「!?という事はペジータさんも知ってるのですね。奴の存在を。」
ペジータ「まあな。それともう1つ気になる話を聞いた事があってな。」
見張り「話?」
ペジータ「こんな話だ。」
同じ頃、keiyaはさきほど少年から聞いた話を思い出していた。
keiya、ペジータ「昔ポッケ村に2人のハンターがいました。その名はジェットとニック。2人は村を守るために危険を省みず狩人となったのです。彼等は日に日に実力を付け、ついにはあの伝説の黒龍を倒すまでになりました。そんな時、村付近にウカムルバスが現れたのです。彼等の力をもってしてもウカムルバスは倒せず、村もウカムルバスにやられてしまいました。彼等はウカムルバスにやられてしまいました。しかし彼等が愛した武器はいつまでも人々を見守るでしょう。」
話を聞き終わった見張りは首を傾げていた。
見張り「え?今の話が何か関係あるのですか?」
ペジータ「ちょ・・。言っただろ。彼等は黒龍を倒した事があると。ジェットの武器はポッケ村にあった。とすればニックのはシュレイド城だろう。」
見張り「あ、そうですか・・。」
ペジータ「もういい。疲れる。そういう訳だから俺はシュレイド城に行ってくる。もちろん、奴の様子も確認する。」
ペジータは若干呆れながら歩きだそうとしたが、見張りに呼び止められた。
見張り「あ、ペジータさん!」
ペジータ「今度は何だ?」
見張り「少し前にハンターがここに来たのですよ。このリオレウス希少種に乗って。」
見張りはリオレウス希少種を指差した。
ペジータ「ばか!そういうのは先に言え!・・で。どんな奴だった?」
見張りは少し怯みながらも続けた。
見張り「ゴールドルナ全身に弓を装備してましたよ。心当たりあります?」
ペジータは瞬時に誰だか理解できた。
ペジータ「ああ。あいつは元密猟団だからな。一人にするのは危険だ。」
見張り「ええ!?密猟団員!?そんなのがなんでギルドに!?」
ペジータ「記憶喪失と言っている。俺もjunの前では信じたふりをしたが、本心は奴にしか分からない。junがいないこのタイミングで直接聞き出すか。」
ペジータはそう言って早歩きで去っていった。
一方のkeiyaはそんな事も知らず、シュレイド城へと向かっていた。そこに何者かがいた。出会った時からkeiyaが嫌っていたサティだ。
サティ「あら。久しぶりじゃない。」
keiya「な!?なぜお前がここにいる!?」
サティ「ただの調査よ。あなたこそなぜここに?」
keiya「んな事より・・なぜウカムルバスをポッケ村に放った!?」
サティ「放つ?勝手に現れたの間違いでしょ?」
keiya「お前がやったに決まってんだろ!!どうせあの水晶を使って」
サティ「証拠でもあるのかしら?」
keiya「くっ・・・」
keiyaは少し怯んだが、続けた。
keiya「junのオトモがな・・・・ウカムルバスに殺されたんだ・・・。」
サティもこれには驚いていた。
サティ「そんな・・。あの子がそんな目に・・。」
サティは少しの間悲しむそぶりを見せたが、すぐに我に返って言い放った。
サティ「でも、junには悪いけどそれが世界なのよ。」
keiya「何!?」
keiyaは驚きと怒りの混じった声で言った。
サティ「この世界では一つの命なんてちっぽけなもの。それがなくなっても世界は何の問題もなく回りつづける。それがこの美しく厳しい世界の掟なのよ。」
keiya「言ってる意味が分からない!お前には悲しむあいつの気持ちが分からないのか!?」
サティ「そんな事言ったかしら?」
keiya「ふざけるな!」
keiyaはサティに悪態をついて去っていった。その少しあとにペジータが怒鳴り声を聞き付けてやって来たが、サティはいなくなっていた。
keiyaはその後も歩き続け、ついにシュレイド城に到着した。
keiya「よし。ここだな。」
ペジータ「ちょっと待った~!」
そこにペジータも現れた。
keiya「ペジータ?こんなところで何してんの?」
ペジータ「このシュレイド城に用があってな。お前もか?」
keiya「ああ。ここにあるニックの弓をいただこうと思ってな。」
ペジータ「お前、今ここに何がいるのか知らないのか?」
keiya「知らない。」
ペジータ「な・・。まあいい。ついて来い。」
ペジータはkeiyaを連れて中に入った。
MH小説34話終了です。黒龍はあの2人に倒されたようですね。じゃあ城には何がいるのか!?
そういえばカルタの伏線に気付いた方はいますかね?かなり印象的だったと思うのですが、かなり前の話だったので覚えている方は少ないかと思います。お暇な方は探してみてください。