JA10スーパーカブ110は、ホンダが2012年3月16日に発売した110ccのバイクです。

先代のJA07スーパーカブ110は、部品をタイなどから輸入し、日本の熊本工場で組み立てられていました。

しかしJA10スーパーカブ110は、中国の合弁会社である「新大洲田摩托有限公司」で部品の調達から製造までを行い、日本のホンダが輸入するという形態に変更されたのです。


デザインも変更を受ける

デザインも先代JA07スーパーカブ110から大幅に変更されました。

大きな変更点は、JA07スーパーカブ110が丸いヘッドライト、いわゆる「丸目」だったのに対し、JA10スーパーカブ110は六角形に近い「角目」になったほか、テールランプも縦長から横長になっています。


販売価格が下がる

JA10スーパーカブ110は、中国で部品調達から製造までを行った恩恵を受け、販売価格が2万円程度下がりました。

20万円そこそこのバイクが2万円値下がりする、という消費者にとってはありがたい効果が出たのです。


人気はいまひとつ

価格が下がったJA10スーパーカブ110ですが、日本での人気はいまひとつでした。

理由は2つあります。


デザインが日本向けではなかった

1つめは、デザインの変更がウケなかった点です。

ホンダはJA10スーパーカブ110をグローバルで売りたかったため、日本よりも販売台数が見込める東南アジアでウケるデザインとしました。

東南アジアでは、丸目のカブは「古臭い」「変化が感じられない」というネガティブな声があったため、未来的な要素を入れる必要があったようです。

東南アジアではカブのコピー品が正規品よりも安価に出回っており、「デザインが変わらないなら安いコピー品を買う」という声も。


つまり、東南アジアでウケることを重視した結果、日本ではあまりウケなかったのです。


これまでのスーパーカブのイメージと違った

理由の2つめは、中国での製造がスーパーカブのイメージにそぐわなかった点です。

スーパーカブのイメージは、「日本発の、世界に誇れる製品」「頑丈で壊れない」という印象を持たれています。

一方、中国で製造したJA10スーパーカブ110は、「日本製ではない」「壊れやすいのではないか」というネガティブなイメージがついてしまいました。


案の定(?)、JA10スーパーカブ110の発売から約1年半年後、2013年9月には燃料ポンプの不具合でリコールが国土交通省に届け出られました。

リコールを届け出るには、複数の不具合があった場合に限られるので、2013年9月に至るまでにユーザーからは一定数の不具合報告があったものと推測されます。

その後も2013年11月にはブレーキケーブルのリコール、2016年9月には燃料ポンプの2回目、2017年3月にはエンジン内カウンターシャフト不具合でエンジンそのものを交換対応、2017年11月にはエアクリーナーボックスの不具合、などのリコールがありました。

ネットの大型掲示板などでは「中華カブは壊れる」「中華カブは絶対買わない」などの書き込みが見られるようにもなったのです。


JA10スーパーカブ110は中古車でも不人気に

一度ついた「不人気車」のレッテルはかんたんにくつがえりそうにありません。

JA10スーパーカブ110の中古車は、先代のJA07スーパーカブ110の中古車よりも安価な値付けがなされています。

またJA10スーパーカブ110の後継車種である、JA44スーパーカブ110が2017年11月に発売されたのにも大きな影響を受けています。


なにしろ、JA44スーパーカブ110は「ヘッドライトが丸目(しかもLED)」「日本の熊本工場で製造」されるという、JA10スーパーカブ110の弱点を解消しているのです。


これでわざわざ「中古車でJA10スーパーカブ110を買おう!」という人が少なくなりました。需要が少なければ、中古車価格が下がるのは当然と言えるでしょう。


「不人気車」JA10スーパーカブ110の楽しみ方

「中華カブ」などと言われ、不人気車となってしまったJA10スーパーカブ110。

では、どんな楽しみ方ができるのでしょうか。


安く買ってイジる

安価に中古車が購入できるJA10スーパーカブ110ですから、イジって壊れても気になりにくいのです。もし、ピカピカの新車を購入したらこうはいきません。

もともと構造が簡素なスーパーカブですから、バイク整備の勉強をするにはピッタリ。

パーツ類も豊富にラインナップされていますし、パーツそのものが安いので、ドンドンイジっていけます。


盗難を恐れず乗り回す

不人気車ゆえ、盗難の恐れが少ないのもJA10スーパーカブ110のメリットです。

駐輪場に置いても盗難されにくいので、気軽に乗り回せます。



JA10スーパーカブ110をこれから購入する際のポイント

2012年から2017年にかけて販売されたJA10スーパーカブ110ですから、2020年に購入するのは必然的に中古車となります。

購入する際のポイントを挙げておきます。


リコール対策済みかどうか

JA10スーパーカブ110は数度のリコールを受けています。ホンダ系の中古車店ならリコール対策履歴が確認できるので、購入を検討している車体がリコールを受けているか確認しておきましょう。

もし未対策なら、納車時などに対策してもらえるよう手配しておくと安心です。


不人気車を購入する覚悟ができているか

JA10スーパーカブ110は不人気車です。「中華カブ」「壊れる」などのネガティブな言葉をかけられることもしばしばあります。そんな声に臆せず自信を持って所有できるか、という覚悟が必要です。

もし気持ちが揺らぐことが予想されるなら、最新型のJA44スーパーカブ110や、プレミアムモデルのスーパーカブC125、オフロードイメージのJA44クロスカブやCT125ハンターカブの購入も検討してみると良いでしょう。


まとめ JA10スーパーカブ110の情報を発信していきます

筆者はJA10スーパーカブ110のオーナーになったので、目一杯楽しんで行きます。

そして、楽しんだ経過や得た情報をブログや動画で発信します。

引き続き、お付き合いの程よろしくお願いいたします。


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